セミナー名 | メンタル疾患社員の休職・復職の実務対応 |
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開催日時 | 2019年6月7日(金)10:00〜16:30 |
講師 | トムズ・コンサルタント株式会社 代表取締役社長 小宮 弘子 氏 |
会員参加料(税込) | 32,400円 |
一般参加料(税込) | 37,800円 |
ねらい | 働き方改革において仕事の効率化が進む中、社員の健康管理にも十分な注意を払う必要があります。特に、心の病による休職者は増加しており、職場における復帰支援や再発防止策への関心が高まっています。しかしながら、いまだに多くの企業においては、職場復職支援が円滑に進んでいないのが実情であり、スムーズな職場復帰のためには、場当たり的な職場対応ではなく、組織全体での復帰支援策定必要不可欠になります。また、本人・主治医・産業医・上司などの意見を総合的に勘案し、適切な職場復帰判断を行うことも重要となります。 本セミナーでは、「職場は働くところ」という観点から、メンタル疾患者に対する初期段階での対応から休職、円滑な復職への実務対応まで、事例を交えながらわかりやすく解説いたします。また、「働き方改革」を進めるうえで、健康あっての生産性向上であることは言うまでもありません。ストレスチェック制度の活用やそのほか予防に軸足を置いたメンタルヘルスケア対応についても解説いたします。 |
プログラム内容 | 1. 企業とメンタルヘルス対策 (1)メンタルヘルス対策の必要性 (2)メンタルヘルス対策と経営 (3)メンタルヘルス対策の優先順位 2.メンタルヘルスの基礎知識 (1)メンタル疾患はなぜやっかいか (2)多様化するうつ病・新型うつ 3.初期段階での対応 (1)メンタル不調の信号 (2)早期発見のポイント (3)メンタル不調の兆候が見られたときの基本対応 (自覚がないとき、受診の勧め方、受診を拒んだとき)[ワーク] (4)初期段階対応フロー 4.休職制度と運用 (1)休職制度とは (2)休職制度の全体像 (3)休職までのフローと留意点 (4)就業規則に規定する内容 (5)復職を意識した休職前の留意点[ワーク] (6)休職中の留意点 (7)休職制度と要配慮個人情報 5.復職制度 (1)休職から復職までのフロー (2)就業規則に規定する内容 (3)復職を成功させるポイント @復職準備期間 A必要な情報収集(主治医の診断と産業医の意見) B復職可否の判断基準、具体的情報 (4)復職実務 @復職ポイント1(試し出勤制度の扱い) A復職ポイント2(復職プログラムの作り方) B復職ポイント3(復職後の労働条件) (5)復職できない場合の取り扱い 6.復職社員への対応(事例検討) (1)復職社員の受入対応(管理監督者が行うべきこと、同僚として気をつけること) (2)復職社員と面談する際の注意点 [ワーク] (3)復職後の再休職を防ぐ努力 (4)休職と復職を繰り返す社員への対応 7.メンタルヘルスケアとストレスチェック制度 (1)予防措置の重要性 (2)ストレスチェック制度とメンタルヘルスケアの関係 (3)ストレスチェック制度と労務管理 @ストレスチェックと安全配慮義務 A就業上の措置の取扱 B面接指導対象者が面接を受けない場合のリスクと対策 C労務管理に関するQ&A (4)効果的な予防措置とは @職場環境において何を整備すべきか A相談体制が整備されているか Bセルフケアの重要性 C啓発研修の進め方 D職場の快適コミュニケーション [ワーク] (5)管理職に求められる役割 @ラインケアの重要性 A部下に関心をもとう B管理職はカウンセラー(これだけは守ろう) C自分のストレスも放そう |
講師プロフィール | トムズ・コンサルタント株式会社 代表取締役社長 小宮 弘子 氏(特定社会保険労務士) 大手都市銀行本部及び100%子会社で、人事総務部門を経験の後、平成15年にトムズ・コンサルタント鰍ノ入社。人事・労務問題のトラブル解決、諸規程、賃金・評価制度の改定をはじめ、社内制度全般のコンサルティングを中心に行う。また、クライアント先におけるメンタルヘルス・ハラスメント等の相談実績も多数。研修、セミナー講師としても活躍中。 |
対象 | 人事・労務担当者 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 重藤 |
sigefuji@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |