セミナー詳細

セミナー名 平成31年3月期の会計処理と有価証券報告書作成のポイント
開催日時 平成31年3月14日(木)10:00〜17:00
講師 公認会計士 山添 清昭 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 〜〜新「収益認識に関する会計基準」・「税効果会計に係る会計基準」などの改正に対応〜〜

 平成31年3月期決算における「事業報告」「計算書類」「連結計算書類」や「有価証券報告書」の作成にあたっては、留意すべきポイントが多数あります。
 特に今期は、新「収益認識に関する会計基準」が公表され、平成31年3月期から早期適用が出来ることになっています。当期末において、この新基準の内容を見極め早期適用の要否を確認することが必要です。また、「税効果会計に係る会計基準」が改正され、平成31年3月末の「繰延税金資産」「繰延税金負債」の科目表示区分の改正や「税効果会計の注記」の注記事項が拡充される改正が行われており、連結決算、個別決算とも対応が必要です。
 本セミナーでは、平成31年3月期決算を作成する際の留意ポイントの詳細な解説を行うとともに、必ず押さえておくべき制度改正の内容についてもわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 ◆ 有価証券報告書作成上のポイントと最新の制度改正の内容を理解していただきます
◆ 改正規則や開示例など、実務に役立つ資料を配布し、留意点を具体的に解説いたします

1.平成31年3月期会計処理の留意点について
 【ポイント】平成31年3月期決算に必要とされる会計処理の留意点や直近年度改正された新基準への
       対応などを具体的にわかりやすく解説します。

 (1) 新「収益認識に関する会計基準」の改正の内容と早期適用上の留意点
   (平成31年3月期より早期適用可能)
 (2) 「税効果会計に係る会計基準」の改正の内容と適用上の留意点(平成31年3月期強制適用)
 (3) 「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」の期末の留意点
   (IFRS16号(新リース基準)を、子会社で適用する場合の「連結上の留意点」も確認)
 (4)「会計上の変更および誤謬の訂正に関する会計基準」適用上の留意点
 (5) 税効果会計の留意点(繰延税金資産の回収可能性の点検のポイント)
 (6) 固定資産の減損会計の留意点

2.「事業報告」「計算書類・連結計算書類」作成の留意ポイントについて
 【ポイント】株主総会提出用の「事業報告」「計算書類」「連結計算書類」を作成する際に必要となる
       具体的ポイントと留意点について、わかりやすく解説を行います。

 (1) 平成31年3月期の会社法施行規則・会社計算規則の適用について
 (2) 株主総会提出用の「事業報告」「計算書類」「連結計算書類」の作成上の留意点

3.有価証券報告書作成のポイントについて
 【ポイント】有価証券報告書を作成するに当たって必ず理解しておく必要がある直近の制度改正と、
       作成の際に必要となる具体的ポイントと留意点について、わかりやすく解説を行います。

 (1) 平成31年3月期の有価証券報告書の改正点と実務対応について
 (2) 金融庁より平成30年11月2日付「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案が公表
   (平成31年3月31日以後提出の有価証券報告書から適用)
  ― 有価証券報告書の三号様式の以下の記載項目が改正。
  ・財務諸表及び記載情報の充実(経営方針・経営戦略等、事業等のリスク、会計上の見積りや見積り
   に用いた仮定)
  ・建設的な対話の促進に向けた情報の提供(役員の報酬、政策保有株式)
  ・情報の信頼性・適時性の確保に向けた取り組み(監査役会の活動状況、監査法人による継続監査
   期間、ネットワークファームに対する監査報酬の開示が求められる)
 (3) 有価証券報告書作成の際に必要となる具体的留意点について
講師プロフィール ・有限責任監査法人トーマツ ディレクター。公認会計士
・大阪市立大学商学部卒業。関西大学大学院商学研究科前期博士課程修了
・日本公認会計士協会法規委員会委員(平成28年8月〜)
・日本監査研究学会正会員。日本会計研究学会会員。日本経営分析学会会員
・兵庫県立大学大学院会計研究科特任教授。関西大学「優良企業の見分け方」非常勤講師。
【著書等】
『監査役のための会計知識と決算書の読み方・分析の仕方(第2版)』 (単著 同文舘出版)
『公認会計士試験論文式 監査論ケーススタディ25(第2版)』(共著、中央経済社)
『経理規程ハンドブック第9版』(有限責任監査法人トーマツ編、監修担当、中央経済社) 他多数
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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