セミナー詳細

セミナー名 不正会計対応のためのCAATの基礎実務
〜‘エクセル‘を用いた異常点監査技法〜
開催日時 平成31年3月12日(火)10:00〜17:00
講師 公認会計士、
一般社団法人価値創造機構 理事長
村井 直志 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 39,960円
他参加料 ※早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、お申込み日より2ヵ月以上先の講座について参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)1講座に複数名のお申込みで、参加料を1名あたり 2,160円(税込)割引いたします。(同時にお申込みの場合に限る。)
ねらい  「効率的で効果的な監査」を行うことができる有効なツールとして、CAAT(Computer Assisted Audit Techniques:コンピュータ利用監査技法)が注目されています。その背景には、企業活動で扱うデータの増加やシステムの複雑化により、通常の内部監査におけるサンプルチェックだけでは不正会計の兆候を発見するのは不十分だと気付いたからといえます。そこで、CAATを用いて効果的・効率的に不正会計の兆候を把握することが期待されるのですが、CAAT専用ツールの導入にはイニシャルコストをはじめ敷居の高さを感じている企業も多いようです。

 本セミナーではどんな企業も比較的容易にCAATを実施できるように、“エクセル”を用いたCAATの基礎知識から活用事例までを詳解いたします。

 CAATでどのようなことが可能になるのか興味がある方々、CAATツールの活用でより効果的・効率的なモニタリング体制を構築したいと検討中の方々におすすめです。

プログラム内容
 1.コンピュータ利用監査技法“CAAT”の概要

   • CAATとは(定義、方法、特徴、ツールなど)
   • 監査における網羅的な仕訳検証の必要性
   • CAATの適用場面

 2.エクセルでの“CAAT”を最大限に活用した不正会計の予防法
   • CAATと不正対応
   • CAATの実施手順
   • データの概念
   • データ入手時の留意点(フォーマット変換、データの適切性検証など)
   • CAATの限界

 3.エクセルでの“CAAT”によるデータ分析の実践
   〜ケース・スタディー〜
   • データ全体の傾向分析
   • 運用評価手続での実践
   • 実証手続での実践
   • 仕訳テストでの実践
   • CAATプログラムの構築から運用
   • 文書化

 4.まとめ

 (*CAAT:Computer Assisted Audit Techniques、コンピュータ利用監査技法)

※最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。

講師プロフィール 公認会計士  村井 直志 氏

大手監査法人・コンサルファーム・税務事務所などを経て、公認会計士村井直志事務所を開設。
日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員会委員長、経営委員会委員、税務第一委員会委員、
業務委員会委員、独立行政法人中小企業基盤整備機構IT推進アドバイザーなどを歴任。 第34回日本公認会計士協会研究大会に「CAATで不正会計に対処する、EXCELを用いた異常点監査技法」で選抜

主な著作------------------
「経理に配属されたら読む本」(日本実業出版社)
「経営を強くする会計7つのルール」(ダイヤモンド社)、
「CAATで粉飾・横領はこう見抜く」(中央経済社)、
「強い会社の儲けの公式」(ダイヤモンド社)、
「会社直観力を鍛える」(東洋経済新報社)、
「決算書の50%は思い込みでできている」(東洋経済新報社)

対象 監査役、内部監査部門、
内部統制部門、法務・コンプライアンス・CSR部門、
経理財務・経営企画部門の方など
会場 日本経営協会 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 石塚 幸隆
E-Mail isizuka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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