セミナー詳細

セミナー名 調達購買担当者のための取引先選定・評価の基礎
開催日時 平成31年3月1日(金)10:00〜17:00

講師 調達科学研 代表
(元)ソニー梶@調達本部 部門長
藤田 敏 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 39,960円
他参加料 ※早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座に
 ついて参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)1講座に複数名のお申込みで、参加料を1名あたり 2,160円(税込)割引いたします。(同時にお申込みの場合に限る。)
ねらい 調達購買担当者にとって、より良いサプライヤーの開拓は永遠のテーマです。新規取引先選定にあたっては、調達購買部門が最終的に取引の是非を判断しますが、その選定プロセスにあたっては社内の関連部門の専門家を交え、透明性と納得感をもった取引先評価を行う必要があります。既存取引先の評価にあたっては、そのパフォーマンスを品質・コスト・納期遵守率・技術対応力・環境順守などの観点から定期的に実力把握をするだけでなく、その評価結果を取引先にフィードバックし、自発的な改善活動を促す必要もあります。
それによって自社の求める取引先の確保を確実なものにすると同時に、一方で自社の中長期的方向性をサプライヤーと共有し、将来貢献への期待度も発注政策に反映する必要があるでしょう。本セミナーでは調達購買担当者に必要なサプライヤー評価の全容と、形式的ではなく、実務的な取引先選定・評価を経験豊富な講師により解説いたします。
プログラム内容 取引先選定・評価の基礎を学ぶ


1)取引先評価の目的
  (1)取引先評価は何のために行うのか
  (2)取引方針の明確化

2)取引先の評価項目と基準の設定
  (1)取引先評価の3大基本要件
   (2)取引先評価7大要素(QCDSETR)

3)評価の実施方法
  (1)多面的公開評価(客観性と透明性をもった評価を行う)
  (2)定量評価と定性評価それぞれの落とし穴
  (3)損益計算書、Cash Flow、貸借対照表から何を読み取るか
  (4)倒産の予兆を嗅ぎ分ける
  (5)工場訪問で何を見るのか
  (6)商社や代理店の評価をどう行うか

4)評価結果に基づくランク付け
  (1)階層的Supplier Management
  (2)ランク付けの事例

5)評価結果を如何に活用するか
  (1)発注方針への反映
  (2)Risk管理の重要性は増々大きくなる
  (3)取引先集約と部品標準化
  (4)取引先表彰

6)取引先との関係性維持・強化
  (1)キーパートナーとの関係強化
  (2)既存Supplier、新規Supplier、Fade out Supplierそれぞれの対応
  (3)取引先間の緊張をつくる活性化の仕掛け(評価のFeed Backと取引先再編)
  (4)取引先からの評価の活用(選び選ばれる関係)

7)新規取引先の選定と評価方法
  (1)新規取引先選定のメカニズム
  (2)既存取引先と新規取引先の評価の違い

8)質疑応答
※最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。

講師プロフィール 調達科学研 代表
(元)ソニー梶@調達本部 部門長
藤田 敏 氏
 昭和56年 ソニー鞄社、本社資材部配属。以来、一貫して調達購買業務に携わること32年。原材料集中購買、資材調達システム開発、開発試作購買、量産購買を経験したのち、調達責任者としてアメリカ各地赴任、滞米生活11年半。ソニー・アメリカ全体の購買組織を統率し、ベスト・プラクティスによる業務効率化や、MRO(非生産材)の集約化、工場改善活動、現地調達率向上に力を注いだ。平成15年帰国後は、グローバル調達推進、目標材料費管理、ODM/OEM活用、資材調達組織改革に調達本部部門長として取り組んだ。
 平成25年、調達科学研を設立し、それまでの購買経験を基に、調達購買業務が事業経営に如何に貢献すべきかを、セミナー・講演・コンサルティング等を通じて精力的に説いて回っている。
対象 資材・購買・外注ご担当の方々、
物流・生産部門の新任担当者・スタッフの方々など
会場 日本経営協会 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 石塚 幸隆
E-Mail isizuka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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