セミナー詳細

セミナー名 事故・事件への危機管理と実践的マスコミ対応
開催日時 平成30年12月4日(火)10:00〜17:00(6H)
講師 千葉商科大学名誉教授 同大学院客員教授
(一社)日本経営管理学会 代表理事・副会長
危機管理システム研究学会 前会長・顧問
藤江 俊彦 氏
会員参加料(税込) 33,480円
一般参加料(税込) 39,960円
他参加料 早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の
 講座について参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)同一講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
 (ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい ◆◆緊急時への危機管理体制とマスコミ対応を最新の事例等を交えながら詳解◆◆
 ソーシャルメディアが進み、人の意識も社会も変わり、様々な分野で事故・事件などが多発、露見するようになりました。
不祥事は業績ダウンや事業の継続が危うくなり、巨額な損失や社会の信頼失墜で組織の存続に重大な事態を招きかねません。また、不測事態の発生時におけるマスメディアへの不適切な対応をすると、ネットメディアにも影響を与え、炎上したり信用やブランド価値を落とし、致命的結果を招くことがあります。

 本セミナーでは、事前対策としてのリスク管理の必要性、危機管理体制づくりから、事故・事件発生時に失敗しない危機対応、マスコミ、ネット対応のポイントを、最近の事例等を交えながら実践的に説明いたします。

プログラム内容  T.多発する事故・事件(不祥事)へのリスク・危機管理
   1) なぜ事故・事件は多発するのか
      ―経済社会とウェブメディアの変化
   2) 企業不祥事とは何か
   3) ガバナンス、コンプライアンスだけで不祥事はなくなるか―組織の問題
   4) リスクマネジメントの必要性と三局面
   5) 危機管理(クライシス・マネジメント)とリスクマネジメント

 U.緊急時への危機管理体制を整備する
   1) 危機管理委員会の構成と役割(危機予測、優先順位づけ、対策)
   2) 緊急対策本部の設置と機能、役割
   3) 緊急時(事故・事件発生)の通報・連絡と関係者への警告
   4) 緊急時の広報ルールと態勢づくり
   5) 法的責務としてのマニュアルづくりと研修・演習

 V.緊急時のマスコミ対応の実務とネットメディア対応(クライシス広報)
   1) 緊急時マスコミ取材と報道の特徴
   2) 平時データ、マニュアル整備とメディア訓練(トレーニング)
   3) 事故・事件の第一報 (リスクコミュニケーションと初動対応)
   4) 緊急時の取材申し込み対応―「説明責任」「情報開示」
   5) 個別取材対応と記者会見開催の判断ー緊急対策本部の設置
   6) 記者会見の通知、設営、担当者の役割分担
   7) スポークスパースン(代表会見者)と司会
   8) 発表声明の作成(ポジションノート、キーメッセージ)
      ―「逃げず、隠さず、偽らず」
   9) 想定質問(Q&A)と予行演習(リハーサル)
  10) 身嗜、表情、声調、入退場
  11) 質疑応答で気をつけること(二者択一、誘導、仮定)
  12) 会見での注意すべきことと控えるべき言葉
  13) 会見終了直後のウェブサイト(HP)と追っかけ取材への対応
  14) 誤報道へ防止と対応
  15) 名誉き損と公人・準公人
  16) お詫び広告とCMへの配慮
  17) ネットメディア、ブロガー会見とソーシャル・メディア

  18) 事故・事件の記録(今後への検証・対策と業務の適正確保義務)
 W.事故・事件ケース事例
   1) 食材・食品偽装・異物混入事件等
   2) 鉄鋼・自動車などデータ改ざん事件
   3) 個人情報漏洩(ろうえい)事件
   4) マンション傾斜など瑕疵(かし)・不良建築物事件
   5) 有価証券報告書偽装(不正会計)事件など
セミナー参加者に講師(藤江俊彦氏)著書の『第5版 実践危機管理読本』(日本コンサルタントグループ)をサブテキストとして配布いたします。

講師プロフィール 千葉商科大学名誉教授 同大学院客員教授
(社)日本経営管理学会 代表理事・副会長
藤江 俊彦 氏

略 歴----------------------
慶應義塾大学法学部卒業、企業でビジネスキャリア。
現在、千葉商科大学大学院政策情報学研究科客員教授としてソーシャル経営、経営戦略論、
リスクマネジメントなど担当。コミュニケーターズ倶楽部主宰。
企業、官公庁などで講演。(一社)日本経営管理協会副会長
(社)日本経営管理学会代表理事・副会長、危機管理システム研究学会前会長・顧問、
パーソナル・ファイナンス学会名誉会員、日本リスクマネジメント学会理事。
(社)日本広報協会広報アドバイザー、(公社)全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント、
環境省、内閣府、経済産業省、公共団体などの各種委員歴任。
著 書-----------------------
『第5版 実践危機管理読本』(日本コンサルタントグループ)、
『改訂新版・実践危機管理読本』(日本コンサルタントグループ/日本リスクマネジメント学会賞受賞)、
『現代の広報―戦略と実際』(同友館/日本広告学会賞受賞、日本図書館協会選定図書)、
『価値創造のIR戦略』(ダイヤモンド社/実践経営学会〔名東賞〕受賞)、
『災害危機管理読本』(編著 日本コンサルタントグループ/ソーシャルリスクマネジメント学会賞受賞)、
『広報PR&IR辞典』(編著 同友館)、『ソーシャルマネジメントの時代』(共著 第一法規)、
『経営とイメージ戦略』(国元書房)、『はじめてのマスコミ論』、
『新版・はじめての広報・宣伝マニュアル』(同友館)、
『環境コミュニケーション論』(慶應義塾大学出版会)、『経営戦略論入門』(編 著 同友館)、『政策情報学の視座』(共著 日経出版事業センター)など著書、論文多数。

対象 経営幹部・社長室及び総務・経営企画・
広報関連部門等のご担当者
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 内田 貴子
E-Mail uchida@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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