セミナー詳細

セミナー名 平成30年度(第57回) 公務能率研究会議
     《分科会2日目のみ》


開催日時 平成30年10月19日(金)10:00〜16:00
講師 講師名はプログラム内容をご覧ください。
会員参加料(税込) 14,040円
一般参加料(税込) 16,200円
ねらい 統一テーマ:人を活かす・働き方を変える・組織が動く!
        〜人口減少時代の自治体経営〜


 わが国は、超高齢社会が到来し、人口減少が避けられない中にあって、持続可能な社会 をいかに創りあげていくかが極めて重要な命題となっています。地方自治体は、あらゆる 政策手段を講じてこれに真摯に取り組み、住民の生活の安定と福祉の向上を図っていく ことがますます重要となっています。
本年の当研究会議は、「人を活かす・働き方を変える・組織が動く!〜人口減少時代の 自治体経営〜」を統一テーマに、「採用・評価・育成が一連となる人事戦略」、「AIを活用した働き方改革」、「自治体イノベーションの創出戦略」を分科会テーマとして取り上げ、交流と連携を深化させ、自治体経営改革による公務能率推進をさらに進化させて参りたいと考えます。

プログラム内容
 10月19日(金)――テーマ別分科会(事例研究中心)
  午前 10:00〜11:45 午後 12:45〜16:00(午前講演、午後2件の発表と総括で構成)


【第1分科会: テーマ「採用・評価・育成が一連となる人事戦略」】
◆講演
「地方自治体における人事戦略課〜採用・評価・育成〜」
  聖学院大学 特任教授
  (公財)荒川区 自治総合研究所所長
  荒川区 統括調整監
  猪狩 廣美 氏

かつて自治体の人事政策の課題認識は「人事管理」や「職員定数の適正化」にばかり向けられていたように思います。今、改めて人事政策の目的を考え、人事担当者として、何を目指し、どのように行動していかなければならないのか、共に考えていきたいと思います。
◆事例発表1
「職員には『かしこさ・やさしさ・ほんの少しの強さ』が必要です!
 〜明石市の『人材育成型人事制度』の取り組み〜」
  明石市総務局職員室職員担当課長 中原 一憲 氏
  明石市総務局職員室人材開発担当課長 瀧 浩人 氏

明石市では、職員の持てる力を最大限に発揮できる制度の構築を図るため、「明石市人事制度改革基 本計画」を策定し、「採用、任用・配置、評価、人材開発」において、計画的かつ効果的な取り組みを行っております。
◆事例発表2
「地域行政を担う確かな人財育成
 〜豊かな政策を創る”戦略的人づくり”〜」
  藤枝市総務部長 大畑 直巳 氏

行政経営を支える基盤の一つに人財育成を位置づけ、選ばれ続けるまちづくりを進める当市では、「市政 の元気は、まず市役所から」の考えのもと、市民のために生き生きと働く職員“市の財産”として考え、人財 育成に取り組んでいます。職員のやる気と志を育む“日本一の職員づくり”を目指した取組をご紹介します。
◆総括・まとめ


【第2分科会: テーマ「AIを活用した働き方改革」】
◆講演
「自治体AIと働き方改革」
  東海大学 政治経済学部 教授 小林 隆 氏

幕開けしたばかりのAI時代だが、早くも、人間の思考の一部をAIが代替しつつある。「よそ」でうまく行ったパターンを働き方改革に取り込むような職員は不要になる。人間の感性を活かし、将来をAIで変える人材が必要である。
◆事例発表1
「窓口業務改善と人工知能活用の可能性について
 〜持続可能な行政を目指して〜」
  掛川市 企画政策部企画政策課 戸塚 芳之氏

行財政改革により、自治体職員は、以前に比べ減少し、さらに、人口減少に伴いさらに減少していくことは、避けられません。行政サービスを継続的に行えるよう検討している窓口業務改革と人工知能活用の可能性についてご紹介します。
◆事例発表2
「AIによる課題解決と新たなサービスの創造
 〜『徳島県を実証フィールド』とした官民共同によるAI要約サービス実証実験〜」
  徳島県 政策創造部総合政策課政策創造担当 主任 天羽 宏彰氏

少子高齢化や人口減少が進展する中、国においても生産性革命への実現に向けたIoT、ビッグデータ、AIを活用した第4次産業革命への取組みが進められております。分科会では本県の強みを活かしたAIを活用した実証実験を中心に現在の取組みについてご報告します。
◆総括・まとめ


【第3分科会: テーマ「自治体イノベーションの創出戦略」】 
◆講演
「自力で稼げる地域経営選戦略!
 〜アイデアをカタチに変えるまちづくり〜」
  NPOサプライズ 代表理事 飯倉 清太 氏

地域とは、活性化ではなく「経営」するものです。行政・市民が一丸となって地域の強み=経営資源を発掘し、育て、ヒト・モノ・カネの循環を生み出すことで、自立した「稼げる」まちづくりを進めていくことができます。静岡県伊豆市を中心に活動するNPOサプライズの事例をふまえながら、稼げるアイデアをカタチに変えるためのイノベーション創出の手法と着眼点を探ります。
◆事例発表1
「ものづくりの拠点からひとづくりの拠点へ
 〜官民連携による人材育成と、新たなな人の流れを創出〜」
  小松市 総合政策部国際&経営戦略課 課長 藤井 勝司 氏

2023年、北陸新幹線敦賀延伸により新幹線小松駅が開業する駅周辺エリア。世界的建設機械メーカーが発祥した「ものづくり」の拠点から、官民連携による「ひとづくり」の拠点として、これからをリードする人材を育成する中心地へ発展しています。産業から教育へシフトし、賑わいを創出するまちづくりの事例を含めて小松市の取り組みをご紹介します。
◆事例発表2
「中小企業支援を通じた持続可能な地域づくりへの挑戦
 〜支援センター・アクアコイン…地域経済の活力はイノベーションから!〜」
  木更津市 経済部 産業振興課 主幹 鈴木 昭宣  氏

木更津市では、産業・創業支援センターの設置や電子地域通貨アクアコインの導入普及推進を通じて、地元の事業者が元気になり、地域経済が循環するための仕掛けづくりに取り組んでいます。地方創生実現への切り札となる中小企業支援の「今」をご紹介します。 
◆総括・まとめ


*テーマ・講師・内容等は、やむをえない事情により変更となる場合がございます。
ご了承のほどお願い申しあげます。

対象 全国の行政機関(国・都道府県・市区町村)関係部門の実務担当者、管理者および地方議会議員、公共団体職員の方々
お願い ※2日目(10月19日)の分科会につきまして
1.第1から第3のいずれか1つお選びいただき、連絡事項欄にご希望の分科会を必ずご記入ください。


2.案内パンフレットは、本HP最後のパンフレット(PDF)よりプリントアウトいただけます。
   是非ご覧ください。

会場 日本経営協会専用セミナールーム
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 (セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 公務研修G
担当者 福岡 優子
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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