セミナー詳細

セミナー名 経理担当者のための会計基準マスターコース
開催日時 平成30年11月27日(火)10:00〜17:00
平成30年11月28日(水)10:00〜17:00
講師 公認会計士 岡本 匡央 氏
公認会計士 津田 佳典 氏
会員参加料(税込) 51,840円
一般参加料(税込) 59,400円
ねらい 〜〜リース・減損・金融商品・退職給付の各会計の基本と決算業務上の要点を解説〜〜

 リース取引、固定資産の減損、金融商品、退職給付に関する会計基準は、いずれも適用開始から10年以上が経過し、実務においても定着していますが、それらの仕組みを正確に理解したうえで会計処理を行っている担当者は、決して多くはないのが実情ではないでしょうか。不十分な理解のまま、前例踏襲を続けているばかりでは、新たな取引や事案が生じた際に誤った会計処理を行ってしまうなど、適切に対応できないリスクを抱えることになります。
 本セミナーでは、多くの経理担当者を悩ます4つのテーマ(リース・減損・金融商品・退職給付)を取り上げ、各テーマについて基礎から体系的に解説いたします。そのうえで、実務上誤りやすいポイントについても、決算仕訳や金額集計の仕方など、実際の決算実務に即した具体的な演習を交えながら学んでいただきます。
プログラム内容 【1日目】(講師:岡本 匡央 氏)
1.リース会計
 (1) そもそも「リース取引」とは?
 (2) リースを使うメリット・デメリット
 (3) リース料の構造
 (4) リース取引の分類
 (5) ファイナンス・リース取引の経理・決算実務(借手側)
 (6) セール・アンド・リースバック取引の経理・決算実務(借手側)

2.固定資産の減損会計
 (1) そもそも「固定資産の減損」とは?
 (2) 減損会計の4つのステップ
 (3)「グルーピング」に際しての実務上の留意点
 (4)「減損兆候の調査」に際しての実務上の留意点
 (5)「減損損失の認識」に際しての実務上の留意点
 (6)「減損損失の測定」に際しての実務上の留意点


【2日目】(講師:津田 佳典 氏)
3.金融商品会計
 (1) そもそも「金融商品」とは?
 (2) 有価証券の期末評価のルール
 (3) 有価証券の減損処理とは?
 (4) 貸倒引当金の計上方法
 (5) ゴルフ会員権の会計処理
 (6) デリバティブとヘッジ会計

4.退職給付会計
 (1) そもそも「退職給付」とは?
 (2) 退職給付債務の計算方法
 (3) 退職給付費用に含まれるもの
 (4) 未積立債務の取扱い
 (5) 連結決算における退職給付会計
講師プロフィール <岡本 匡央 氏>
平成15年大阪大学経済学部を卒業。中央青山監査法人(後のみすず監査法人)、有限責任監査法人トーマツにおいて、食品・金型・商社・建設・製薬をはじめ多岐にわたる業種、グローバル企業から中小企業までの会計監査・財務調査・内部統制構築支援等の業務に従事。平成24年岡本公認会計士事務所を開設。現在は、ネクサス監査法人のパートナーを務めるほか、連結財務諸表作成支援、経営アドバイザリー、事業再生支援、株式価値評価、原価計算構築支援等の各種業務を行っている。また、公認会計士試験予備校での受験指導にも定評がある。

<津田 佳典 氏>
平成7年大阪市立大学商学部を卒業し、中央監査法人(後のみすず監査法人)に入所。監査業務の他、連結決算早期化等の各種プロジェクトにも参加。平成19年にあすかコンサルティング株式会社代表取締役に就任。現在は、連結決算・グループ会社経営管理等のコンサルティング業務に従事する一方、企業の社外役員や企業向けセミナー等の講演活動でも活躍中。
対象 経理に関する基礎的な知識、もしくは概ね2年以上の経理実務経験をお持ちである方が対象です。
備考 ※電卓をご持参ください
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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