セミナー名 | ケースで学ぶ 商標実務入門セミナー |
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開催日時 | 平成30年9月14日(金)10:00〜16:00 |
講師 | みなほ特許事務所 所長弁理士 一級知的財産管理技能士 竹口 美穂 氏 |
会員参加料(税込) | 32,400円 |
一般参加料(税込) | 37,800円 |
ねらい | 〜〜先願調査、出願検討時の判断基準から、権利侵害回避策までを具体的に解説〜〜 商標は、自社の商品・サービスを消費者に訴求して競合他社から有利に差別化し、利益をもたらす重要な資産です。国内外で商標出願が増加傾向にある昨今、商標の登録・使用に際しては十分なリスク対策に基づき慎重に進めなければ、他社による使用を排除できないばかりか、場合によっては他社から権利侵害で訴えられる事態にもなりかねません。 本セミナーでは、商標の権利化から権利取得後の保護に至るまで、担当者として押さえておきたい一連の実務の基礎知識を学んでいただきます。特に、商標調査の際に必要となる類否判断のポイントや、不正競争行為への対応などについては、具体的なケーススタディを通じてわかりやすく解説いたします。また、近年増加している外国商標登録出願の進め方についても解説いたします。 |
プログラム内容 | 1.商標と商標権 (1) どのような商標に商標権が取得できるのか? ・文字商標、図形商標、立体商標、新しいタイプの商標 (2) ブランド採用戦略と商標の取得の仕方 (3) 商標権の効果 ・商標権を取得するメリットとは? (4) 商標権で保護される商標の使用、保護されない商標の使用 ・商標法で規定される使用、商標的使用 2.商標権を取得するための手続 (1) 出願書類の書き方 (2) 標準文字制度とは ・標準文字とロゴのどちらで出願したらよいのか (3) 指定商品・役務の決定 3.商標権付与のための審査 (1) ケーススタディ@:「商標登録要件」 ・どのような商標が商標登録要件を満たさないのか、最新の審決例に基づき具体的に検討・解説 (2) ケーススタディA:「具体的不登録事由」 ・どのような商標が互いに類似するのか、最新の審決例に基づき具体的に検討・解説 4.商標権の取得後の管理 (1) 商標を変更して使用する場合の留意点 (2) ケーススタディB:「不使用取消審判」 ・社会通念上同一と認められる商標の変更、認められない商標の変更について、最新の審決例に基づ き具体的に検討・解説 5.先行商標調査の方法 ・特許庁提供の調査ツール「J-Plat-Pat」を活用した先行商標調査の方法(講師デモによる解説) 6.外国での商標権の取得 ・マドリットプロトコルを利用しての商標登録出願等 7.知財ミックスによるブランド要素の保護 (1) ブランド要素 ・ブランドネーム、ロゴ、キャラクター、スローガン、ジングル、商品形態、パッケージ、店舗外観 等 (2) 事例紹介 ・商標権だけでなく意匠権、著作権や不正競争防止法を活用したブランド要素の保護事例 |
講師プロフィール | 松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)知財部、株式会社カプコンの特許部門に勤務後、複数の特許事務所を経て「みなほ特許事務所」を開設。特許、実用新案、意匠、商標といった産業財産権に関する業務、著作権業務を行う。ビジネス著作権講座の講師経験多数。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 佐々木 |
sasakia@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |