セミナー詳細

セミナー名 【新規講座】
公的研究費の適正管理と不正対応
開催日時 平成30年9月26日(水)10:00〜17:00
講師 有限責任監査法人 トーマツ大阪事務所
公認会計士  本田 裕一 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 平成26年2月に公的研究費の管理・監査のガイドラインが改正されましたが、依然として不正事案が後を絶ちません。公的研究費の不正は少額であっても、ペナルティの対象となり、組織のブランドイメージに影響を与えてしまいます。また、不正行為者だけではなく、研究機関も処分を受け、他の研究者の研究予算に影響がでる可能性があります。
そこで、本講座では不正行為防止のための体制整備や内部統制、ガイドラインのポイント等を解説し、ケーススタディによる検討も行います。
プログラム内容
T.内部統制確立の必要性
 1.組織ブランドの重要性
 2.不祥事発生による影響
 3.制度対応などの動き
 4.内部統制とは

U.内部統制定着のためのポイント
 1.管理責任の明確化
 2.実質的な組織運営のために
 3.コンプライアンス教育・浸透
 4.自ら考える研修の実施
 5.マネジメントサイクルの導入
 6.CSAの導入
 7.モニタリングの役割
 8.リスクマネジメント視点でのモニタリング
 9.監査計画の策定と監査要点の設定

V.不正に関する基礎知識
 1.組織の中における不正
 2.不正のトライアングル
 3.研究機関の特質(仮説)
 4.研究費不正の類型

W.ガイドライン改定の背景
 1.多数の不正事例の発生
 2.ガイドライン改訂の必要性

X.ガイドラインのポイント
 1.不正を事前に防止するための取組
 2.組織の管理責任・ルールの明確化
 3.研究者個人に対する措置の重罰化
 4.国による監視と支援
 5.従来のガイドラインからの明確化・具体化

Y.ケーススタディーによる検討


Z.まとめと質疑応答

講師プロフィール 有限責任監査法人トーマツ 大阪事務所
公認会計士  本田 裕一 氏
2006年に監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)札幌事務所に入所。2009年より有限責任監査法人トーマツ大阪事務所に入所し、現在はパブリックセクターの所属。学校法人・民間企業等の会計監査、公的研究費の管理に関する研修講師及び、地方自治体において公営企業会計、財務分析等に関する研修講師も務めている。
対象 監査・公的研究費担当の方々など
備考 過去の監査計画をご持参いただくと、講義内容との照らし合わせに効果的です。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail yu-hara@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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