セミナー名 | 初歩から学ぶ為替の基礎コース 〜為替の基礎からFintech(フィンテック)等の最新技術までを知る〜 |
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開催日時 | 平成30年9月13日(木)10:00〜17:00 |
講師 | AIBA貿易アドバイザー(ジェトロ認定貿易アドバイザー試験合格者) 貿易アドバイザー協会(AIBA)・日本貿易学会所属 中西 尚孝氏
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会員参加料(税込) | 32,400円 |
一般参加料(税込) | 39,960円 |
他参加料 | ※早割・複割について【最大4,320円割引】 ・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座に ついて参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。 ・複割(複数申込割引)1講座に複数名のお申込みで、参加料を1名あたり 2,160円(税込)割引いたします。(同時にお申込みの場合に限る。) |
ねらい | 昨今の世界の株式・債権・外国為替等の金融市場では、短期間のうちに大きく価格が変動することが日常茶飯事になっています。 特に、外国為替市場においては、日本市場が終わった後に欧米市場で円相場が多く変動することで、外国との貿易取引等から生じる外貨建て債券・債務によって企業被る影響を理解していきます。
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1.オリエンテーション
3.「為替」とは何かを知る!
4.外国為替の基本を知る!
@固定相場制1米ドル=360円以降、今日までの円相場の大まかな推移
5.最新の金融技術と将来の金融機関の関わり方
※最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。
2.金融の担い手としての金融機関の役割を知る!
@金融機関の種類
A大手銀行の再編の歴史
B預金保険制度とペイオフ
C銀行の3大業務
D外貨預金と円預金の相違点
@さまざまな資金の決済手段
A内国為替取引とその決済方法
B外国為替取引とその決済方法
C改正「外国為替及び外国貿易法」の変遷
D送金や両替等の業務への異業種による新規参入
(1)そもそも外国為替とは?
@居住者と非居住者との間で行われるお金の移動
A居住者と非居住者の定義
B外国為替の仕組み
C外国為替の代金決済方法(送金為替と取立為替)
D海外向け仕向送金依頼者および為替手形の見本に基づく説明
(2)外国為替市場について
@各国の外国為替市場
A外国為替市場の構成メンバー
B世界の外国為替市場の取引規模
C東京外国為替市場の役割と取引規模
D金融機関が顧客の外国為替取引に果たす役割
E対顧客取引から生じる金融機関の為替持高
F対顧客市場と銀行間市場(インターバンク市場)
(3)外国為替相場について
@固定相場制と変動相場制
A為替相場の変動要因
B円高と円安
C金融機関における対顧客公表相場
D直物相場と先物相場
E売相場と買相場
F顧客のさまざまな外国為替取引に適用する公表相場の種類
(4)外国為替相場の変動と企業に与える影響について
A円高・円安が企業と日本経済に与える影響
(1)低金利や少子高齢化による金融機関の再編成!
@低金利時代を背景に大リストラ計画を発表したメガバンク
A過疎化が進む地方の地域金融機関同士の合併や統合
(2)人工知能(AI)の活用によって金融機関の業務は激変!
@個人向け住宅ローンなどの小口融資業務(貸出業務)
A預金などの個人向け資産運用業務(預金業務)
B国内外の送金や振込などの内国為替・外国為替業務(為替業務)
(3)フィンテックで世界の金融サービスが激変!
@フィンテック(FinTech)とは
A幅広い金融サービスに活用が広がるフィンテック
Bフィンテックが伝統的な金融機関に与える影響
C金融行政のフィンテックへの対応と金融機関の取り組み
Dブロックチェーン技術の活用
E仮想通貨の代表例のビットコイン
1952年神戸生れ。1975年同志社大学卒業。同年、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。
国内支店、為替資金部やイタリア・ミラノ支店などの勤務を経て2002年9月退職。
2004年3月京都銀行・本店営業部入行。参事役、上席審議役として、地場優良企業および
関西地区の中堅・中小企業への外為営業推進、行内外における外為研修等の講師を
務め、2008年5月退職。
現在は金融機関やジェトロ等での貿易・外為セミナーや執筆活動に従事中
主な著作------------
「やさしい為替変動リスク対策」(ジェトロ、2011)、
「外為ビジネスの実践手法」(経済法令研究会、2009)
「銀行法務21(会話例で学ぶ外為ニーズを発掘する営業推進のコツ)」
2015年10月号から2016年3月号まで6回掲載(経済法令研究会発行)
近代セールス社発行の金融雑誌に「外為ニーズのキャッチと取引拡大ノウハウ」のテーマで2016年12月号から1年間掲載