セミナー詳細

2018年4月の診療報酬改定では本体0.55％のプラスでしたが、薬価制度等の改定で1.65%の引き下げとなりましたので全体では1.19%のマイナス改定となりました。そして本体プラスといっても個別項目では地域医療構想を後押しするため10:1と7:1の垣根をなくして段階評価するなどの政策誘導がなされています。すなわち、前回、前々回の改定では「増収減益」の病院が多く見られましたが、今回の改定では一般急性期病院にとって「減収減益」の時代がやってきたと言えるのかもしれません。
短期的な経営改善のための単なる“コスト削減”ではない、“ローコストオペレーション”手法を適切に用いることで暗くなりがちな病院経営を明るく照らしてもらうためのＬＣＯ手法そして価格交渉の仕方などを具体的にわかりやすくお伝えいたします。

※ローコストオペレーション（ＬＣＯ）
無駄な費用の発生を極力抑えた業務活動を通して、運用改善、業務効率化を実現し、コストの適正化を目指す経営活動

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【講師紹介】

ＧＵＴＳ代株式会社　代表取締役　
清水　仁　氏

２００５年 社会学修士（社会心理学）。東京都内の医療法人に入職し、同法人本部で購買業務および各種契約業務を担当。２００９年から病院経営コンサルタントに転身。２０１７年４月にはＧＵＴＳ株式会社を設立し、代表取締役に就任。
社会心理学や行動経済学を病院経営に応用することでモチベーションアップと組織改革を両立させるコンサルティングスキームを提唱している。

【執筆】
『医療タイムス』（2013年から隔週で連載中）『m3.com』（2018年から連載中）ほか多数