セミナー詳細

セミナー名 第1部 基本篇 わかりやすい 経営企画部門の役割と業務の基本
第2部 実践篇 「経営企画スタッフの実践力」強化セミナー

開催日時 第1部 平成30年6月13日(水)10:00〜17:00
第2部 平成30年6月27日(水)10:00〜17:00
講師 株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット
代表取締役 井口 嘉則 氏
会員参加料(税込) 59,400円
一般参加料(税込) 69,120円
他参加料 複割について【2,160円割引】
 同一講座に複数名のお申込みをいただきますと、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします
 (ただし、まとめて同時にお申込みの場合に限ります)
ねらい 〜攻める経営企画スタッフを養成する〜
 企業経営を取り巻く環境が大きく変わり続けている現代、変化にスピーディに対応し自社の安定的かつ継続的な成長を図るため、経営企画部門の役割がますます重要になっております。事業活動の道筋をつけ、予算や経営計画を策定し、PDCAにもとづいて進捗を管理し、広報・IRのベースとなる情報を取りまとめるなど、経営企画部門が社長の参謀として果たすべき役割は多岐にわたります。
 特に昨今、厳しい競争に生き残るため、経営企画スタッフは「守り」よりも「攻め」のマインドとスキルが強く求められているといえます。
 第1部では、経営企画業務の基礎から、予算や経営計画の策定と進捗管理、新規事業提案、また社内体制の整備など、経営企画スタッフが知っておくべき実務上の重要論点を個別にわかりやすく解説し、「攻め」の経営企画を実践するための一助としていただきます。
 第2 部は、第1 部「経営企画部門の役割と業務の基本」の実践篇となっております。改革ポイントの見つけ方、着手の手順、改革の手法等を解説し、自社改革成功を導くための具体策を習得していただきます。
プログラム内容 〜 第1部 基本篇 わかりやすい 経営企画部門の役割と業務の基本

1.望ましい経営企画スタッフとは
  (1)嫌われる/失望される/叱られる経営企画スタッフとは?
  (2)評価/歓迎される経営企画スタッフとは?

2.経営企画スタッフの役割と必要知識・スキル
  (1)利害関係者別に見た経営企画スタッフの役割
  (2)守りの経営企画vs.攻めの経営企画
  (3)経営者タイプ別対応法
  (4)年間スケジュールと業務
  (5)経営企画スタッフに必要な知識とスキル

3.月次・週次業務
  (1)経営者との報連相(秘書との違い)
  (2)経営会議対応
  (3)業績検討会対応

4.年間業務
  (1)予算策定
    @ 予算策定方針・ガイドライン設定
    A 予算作成依頼と集約、見直し、決定
  (2)予実検討
    @ 予実検討会
    A 差異分析
  (3)予算見直し
    @ 上期・下期予算見直し
  (4)広報・IR対応
    @ 原稿作成
    A IR資料作成
    B 説明会対応
  (5)組織改正
  (6)中期経営計画策定・見直し
    @ 策定方針・スケジュール作成
    A 外部事業環境分析・自社経営資源分析
    B ビジョン・目標設定
    C 戦略立案と改革テーマ設定
    D 活動・計数計画具体化
    E 中計の進捗管理
  (7)新規事業提案・発案
    @ 新規事業発案体制づくり
    A 案件調査・モニタリング・評価
    B 事業計画書の要件整備
    C 事業収支作成基準整備
  (8)定期調査・定点観測
    @ モラールサーベイ・ブランド調査等

5.スポット業務・プロジェクト対応
  (1)企業調査
  (2)M&A・提携案件対応
  (3)プロジェクト対応
  (4)その他

6.社内制度・体制の整備
  (1)社内規定
  (2)管理会計
  (3)プロジェクト体制・管理
  (4)新規事業提案制度
  (5)投資案件評価
  (6)リスク管理
  (7)改革手法・経営管理の仕組みの導入・見直し等

7.まとめ:「攻める経営企画スタッフ」となるために
  (1)どこを攻めるか
  (2)中長期の取組みシナリオ
  (3)望ましい姿

〜 第2部 実践篇 「経営企画スタッフの実践力」強化セミナー

1.攻める経営企画スタッフとは

2.攻めるポイントの目の付けどころ
  (1)成長性と収益性によって異なる攻めのポイント
     伸びているか/いないか
           ×
     儲かっているか/いないか
  (2)企業や組織を改革しなければならない6つの分野
    @事業改革 事業分野の見直しと事業の成長性・収益性回復
    A財務改革 借入金圧縮や資本効率回復、キャッシュフロー重視等
    B組織風土改革 意思決定の仕方、コミュニケーションの取り方等
    C人事/人材改革 終身雇用・年功序列との決別と実力主義導入
    D業務改革 ITを活用した業務の効率化
    EIT改革 業務効率化を支援する柔軟なIT
  (3)自社診断
 受講者の会社・組織について自己診断し、「攻めのポイント」を見つけます

3.改革事例の紹介
  (1)製造業の事例/流通業の事例/サービス業の事例

4.ケーススタディ(グループ討議形式)
  (1)製造業)
    (例:顧客ニーズの多様化に開発が追い付かなくなったケース等)
  (2)流通業(例:予算が達成できず赤字店舗が多いチェーン店)
  (3)サービス業
    (例:社員の定着率が悪く、成長スピードがダウンしているケース)
   ※ケースは予告なく変更する場合がありますので、
     あらかじめご了承ください。

5.改革の進め方
  (1)日本的組織の特徴
  (2)改革手法・経営管理の仕組み導入
  (3)改革を成功させる8つの要素
  (4)プロジェクトの進め方
  (4)意思決定の仕方
  (5)失敗しないための目の付け所と打ち手

6.取組み上の留意事項
  (1)テーマの選び方
  (2)取組み順
  (3)責任者/メンバーの選び方
  (4)経営計画の立ち位置
  (5)進捗管理と軌道修正
  (6)自社用「攻めのプラン」作り

7.まとめ:「攻める経営企画スタッフ」を実践するために
  (1)最初のプロジェクトで波に乗れ
  (2)だんだん腕を上げる
講師プロフィール 株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット
代表取締役 井口 嘉則(いぐち・よしのり) 氏

東京大学文学部社会学科卒。日産自動車にて情報システム部門、海外企画部門を経験し、中期計画・事業計画を担当する。シカゴ大学にてMBA取得。1990年より大手シンクタンクにて中小〜大企業向けに幅広く経営コンサルティングを実施、10年で100案件をこなす。その後IT系など複数のコンサルティング会社を経て、2008年オフィス井口を設立。2009年から株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット代表取締役。中央大学ビジネススクール 客員教授 対外経済貿易大学客員教授(中国・北京)等を歴任。 現在は中・長期経営計画や新規事業の経営コンサルティングや企業向け研修を行いつつ、大学で教鞭を取ってきている。事業会社、コンサルティング会社双方での豊富な経験を生かした具体的で分かりやすい講義・ワークショップには定評がある。

【著書】
「中期経営計画の立て方・使い方」(中計のベストセラー!)「マンガでやさしくわかる事業計画書」「ゼロから分かる事業計画書の作り方」(事業計画のベストセラー!)「経営戦略のフレームワークが分かる」「こうして会社は良くなった」「グループ連結経営戦略テキスト」他多数。
対象 経営企画部門・社長室などの担当者、経営幹部
ならびに事業企画・関係会社統括など関連部門の担当者、
その他、本テーマに関心をお持ちの方々
会場 一般社団法人日本経営協会 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 内田 貴子
E-Mail uchida@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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