セミナー詳細

セミナー名 海外取引の会計・税務処理の基礎実務
開催日時 平成30年8月21日(火)10:00〜17:00
講師 あすか税理士法人
代表社員 税理士 街 有帆 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい  海外取引における経理処理は、国内取引とは異なるルールでの対応が必要であり、また広範かつ複雑であるために体系的に把握したうえで、各種取引の経理処理を行うことが重要となります。さらに、会計と税務における処理では異なる点もあり、それを十分に理解したうえで実務を行う必要があります。
 本セミナーでは、まず海外取引における必要な基本知識や会計と税務の違いについてわかりやすく解説いたします。そのうえで、実務上における、わかりづらく間違いやすい会計及び税務処理上の留意点とポイントについて解説いたします。また、海外取引をめぐる税務調査についても、最近の傾向や対処方法についてご紹介いたします。
プログラム内容 1. 海外取引とは
@ 貿易の定義
A 商品売買の経理〜輸出と輸入〜
B サービスの海外取引に係る経理〜役務提供〜
C 技術の海外取引に係る経理〜特許権・実用新案権など〜
D 受取利息・受取配当金の経理

2. 海外取引における会計と税務の相違点
@ 外貨建取引の換算方法
A 外貨建資産負債の期中・期末の換算方法
B 外貨建取引の経理処理
C 為替予約とは

3. 海外取引における消費税の基本
@ 国内取引と国外取引
A 輸出免税とは
B 輸入消費税の計算方法と経理処理
C リバースチャージに該当する役務提供

4. 外国税額控除と租税条約
@ 外国税額控除とは
A 外国で課税される(源泉徴収される)取引
B 海外取引と租税条約
C 外国税額控除と租税条約
D 外国で課税された税額の経理処理と税務申告

5. 海外出向と海外出張
@ 海外出向時及び帰国時の給与、賞与計算
A 役員と従業員で異なる取扱い
B 海外出張と183日ルール
C 経費負担の考え方〜較差補填など具体例を交えて〜

6. 税務調査
@ 最近の税務調査の傾向
A 移転価格税制とタックスヘイブン税制の基礎
B 税務調査に向けた対策と事前準備〜こんなミスが起こりやすい〜
C 思わぬ指摘を受けた時の対処方法
講師プロフィール あすか税理士法人
代表社員 税理士 街 有帆 氏
 2008年関西大学法学部卒業。2016年税理士登録。2017年あすか税理士法人代表社員就任。あすか税理士法人入社後は、税務アドバイザリー業務に従事し、上場・非上場を問わず企業の海外進出に際して、国内外の税法や租税条約に基づくグローバルな視点でのアドバイスを行っている。また、アメリカ、中国、インド、ヨーロッパなど世界中の事業者の日本進出支援にも力を入れており、「日本を世界で最もビジネスのしやすい国にする」という国の方針を実現すべく政府系機関とも連携し精力的に活動を行っている。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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