セミナー詳細

セミナー名 企画・取材・原稿・校正の社内誌実践コース
社内誌担当者のための
「インタビュー取材と執筆力」向上コース
開催日時 平成30年06月08日(金) 10:00〜17:00
平成30年06月20日(水) 10:00〜16:00
講師 (元)大成建設株式会社・社内誌『たいせい』編集担当
 フリーライター  三上 美絵 氏
会員参加料(税込) 59,400円
一般参加料(税込) 69,120円
他参加料 早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)
 開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座について
 参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)
 複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
 (ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい  企画、取材、原稿作成、校正は、社内誌編集者の必須技術です。また、新任社長や役員、活躍する社員の紹介など、インタビューは社内誌の中で重要な位置を占めるコンテンツであり、社内誌編集者には、インタビュー取材のスキルが欠かせません。

 第1部『企画・取材・原稿・校正の社内誌実践コース』では、新任編集者や経験の浅い編集者を対象に、すぐに「使える」社内誌編集の基本知識と応用技術を講義と実習で立体的に習得いただきます。

 第2部『「インタビュー取材と執筆力」向上コース』では、限られた時間内で的確な質問をするために、インタビュアー(取材者)はどのような舵取りをすればよいのか、フリーライターの講師が自らの経験の中から見つけたポイントを解説し、インタビュー取材の実習と原稿執筆を行います。原稿完成後、うまくいった点、反省点などを振り返り、取材の段階でどのような聞き方をすればよかったかを確認します。感想を発表しあうことで生まれる新たな気付きを持ち帰っていただき、社内報編集業務にフィードバックすることを目指します。

プログラム内容 【第1部】企画・取材・原稿・校正の社内誌実践コース
      平成30年6月8日(金)10:00〜17:00


1.社内誌の目的と役割
   ・ 情報共有化、コミュニケーション、問題提起
   ・ ウェブと紙媒体との使い分け

2.社内誌編集の流れ
   ・ 情報収集、企画立案、取材・執筆、原稿整理、入稿、校正、校了、
    印刷、納品、配付
   ・ 工程を頭に入れて段取りを考える

3.企画立案の方法
   ・ 日頃の問題意識、世の中の動き
   ・ 経営計画、年度方針、「社長年頭の辞」などをチェック
   ・ 社員だからこそ立てられる企画

4.インタビュー取材のABC
   ・ 取材前に準備しておくべきこと(資料集め、テーマの咀嚼)
   ・ 聞きたいことを引き出すコツ(ホスト、ホステスの気持ちで。「なぜ」を積み重ねる)

5.取材メモの上手な取り方
   ・ 几帳面すぎないこと
   ・ 自分だけの記号やマーク
   ・ 録音に頼り過ぎないこと

6.インタビュー取材をしてみよう
   ・ 簡単な人物インタビューを行ない、その勘所や注意点を体得します。
   ・ 実際にインタビューをしてみることで、
    アウトソーシングの場合のディレクション方法も習得できます。

7.原稿を書いてみよう
   ・ 前項で行なったインタビューをもとに、原稿を書きます。
   ・ 記事は逆三角形に書く
   ・ はじめに「仮見出し」をつけて構成を決める
   ・ 読者になったつもりで「ツカミ」を考える
   ・ 説明的記述はコンパクトにまとめる
   ※作品をいくつかピックアップしコメントします

8.原稿整理と見出し付けの基本
   ・ 必要な情報に漏れがないか
   ・ 整合性に注意する
   ・ 思わず本文を読みたくなるタイトルや小見出し

9.校正のポイント
   ・ 大きい文字ほど見落としやすい
   ・ 固有名詞に要注意
   ・ 「絶対に間違いがある」と疑ってかかる

10.読まれる文章を書く技術
   ・ 実技演習でまとめたインタビュー取材の原稿を教材にしながら、
     いい文章、読まれる文章とは何かを解説します。

---------------------------------------------------------------------------------
【第2部】「インタビュー取材と執筆力」向上コース
      平成30年6月20日(水)10:00〜16:00


1. インタビュー取材のコツ(講義)
 新任社長や役員の紹介、仕事やプライベートで活躍する社員の紹介など、インタビュー記事は社内報の 中で重要な位置を占めるコンテンツの一つ。編集担当者には、インタビュー取材のスキルが欠かせません。 取材では限られた時間内で的確な質問をしなければなりません。相手が口下手だったり、話が広がりすぎ たりするとき、インタビュアー(取材者)はどのような舵取りをすればよいのでしょうか。
 良い取材をするために必要なことは何か、講師が自らの経験の中から見つけたポイントをお伝えします。

2. 公開・生インタビュー(実演)
 受講者の中からインタビュイー(取材を受ける人)をお願いし、講師が「人物紹介記事」を想定したインタ ビューを行います。
 プロの取材者の実演を見ることで、初対面のインタビュイーに心を開いて話をしてもらうための場づくり や、表面的な話に終わらせず、相手の思いや考えを引き出す質問の仕方などを学びます。

3. 受講者によるインタビュー取材(実習)
 講師をインタビュイーとし、受講者全員がインタビュアーとなって取材をしていただきます。
 他の人の質問の仕方を共有するとともに、どのような聞き方をすれば狙った話を聞き出すことができるか を実地で体験します。

4. インタビュー記事の作成(実習)
 「3. 受講者によるインタビュー」で取材した内容を受講者各自が600字程度の原稿にまとめます。取材で 得た多くの情報の中から、どこをすくい上げ、どこを捨てるのか。つまり、何を主題として記事をまとめるのかを判断できるようにするのが目的です。
 聞いた内容を文章にしてみることで、取材の良し悪しを実感することができます。

5. 原稿に基づく取材の振り返り(講評)
 同じ話を聞いても、どのような切り口でまとめるかによって、原稿の仕上がりはさまざまです。受講者全員で互いの原稿を読み合い、自分の原稿とどこがどう違うかを比較します。また、自分の原稿についてうまくいった点、反省点などを振り返り、取材の段階でどのような聞き方をすればよかったかを確認します。
 感想を発表しあうことで生まれる新たな気付きを持ち帰っていただき、各自の社内報編集業務にフィード バックすることを目指します。

講師プロフィール (元)大成建設株式会社・社内誌『たいせい』編集担当
 フリーライター  三上 美絵 氏

大成建設株式会社 広報部にて社内誌『たいせい』の編集を10年間担当。
独立後は18年にわたり雑誌記事、雑誌記事広告、企業PR誌、企業社内報などの取材・執筆を手がける。
著書に『土木の広報』(共著、日経BP社)などがある。

対象 社内誌・広報誌担当者
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 内田 貴子
E-Mail uchida@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る