セミナー詳細

セミナー名 【学校法人対象】
学校法人における内部監査と公的研究費不正への対応
〜公的研究費の管理・監査の目的を理解し、適正な執行・管理のために〜
開催日時 平成31年1月11日(金)10:00〜17:00
講師 有限責任監査法人トーマツ パートナー
 公認会計士 奈尾 光浩 氏
会員参加料(税込) 30,240円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料
※早割・複割について【最大4,320円割引】


・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座に
 ついて、参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします(ただし、同時にお申込みの場合に限ります)
・学校法人のための経営実務講座_冬季号については、前期・後期合せて適用させていただきます。
ねらい
 昨今、依然として研究費の不正使用は後を絶たず、社会問題としても大きく取り上げられています。そのため、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」が平成26年2月に改正され、各研究機関の責任において研究費不正に関する管理・監査体制の構築が求められています。
 本コースでは、学校法人における不正の特徴を概観し、不正事例を通じて、その防止策・善後策についてケーススタディーによる検討などを交えながら詳しく解説・指導いたします。
 この機会に関係各位の積極的なご参加をおすすめ申しあげます。

プログラム内容
T. 公的研究費不正への対応
 1.「研究費の不正対策検討会報告書」(平成18年12月26日研究費の不正対策検討会)の概要
 2.「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」の要旨


U 不正
 1.経理不正の意義
 2.不正の3要素(不正のトライアングル)
 3.不正な財務報告と資産の不正流用
 4.学校法人におけるガバナンスと不正の特徴
 5.学校法人における不正リスク要因
 6.公的研究費における不正の3要素への対応

V.ガバナンス、リスク・マネジメント、内部統制の理解
 1.コーポレートガバナンス
 2.リスク・マネジメント
 3.内部統制

W.内部監査
 1.内部監査の意義
 2.内部監査の種類
 3.三様監査
 4.内部監査の要件
 5.内部監査の基礎用語

X.内部監査のプロセスと品質管理体制
 1.内部監査業務の流れ
 2.内部監査計画の立案
 3.内部監査の実施
 4.監査結果の報告
 5.監査結果のフォローアップ
 6.報告書・監査調書の管理
 
Y 公的研究費不正に対応する内部統制
 1.不正リスクに対応する内部統制の例示
 2.公的研究費不正リスクを軽減する内部統制

Z 研究費不正に対応する内部監査
 1.不正に対する内部監査の役割
 2.不正リスクに対応する内部統制の有効性評価

Z.ケーススタディによる検討

講師プロフィール
有限責任監査法人トーマツ パートナー
 公認会計士 奈尾 光浩(なお・みつひろ) 氏

 早稲田大学商学部卒業。元日本公認会計士協会学校法人委員会委員長、現オブザーバー。監査責任者として学校法人監査、会社法・金商法監査、株式公開準備企業の監査等に従事している。

【主な著書】
「やさしくわかる学校法人の経営分析」(同文館出版)、「Q&A学校法人の新会計実務」(第一法規)、「学校法人の内部統制Q&A」(第一法規)、「Q&A 業種別会計シリーズ学校法人」(中央経済社)、「Q&Aこんなときどうする会社の経理」(第一法規)、「会計処理ハンドブック」(中央経済社) ※いずれも共著、有限責任監査法人トーマツ編

対象
・研究費事務担当者、内部監査部門担当者
・事務長、会計・経理部・課長
・研究費管理・監査体制構築の基本を学びたい方

持参物 筆記用具をご持参下さい。
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
問合せ先 企画研修グループ
担当者 川島 武士
E-Mail kawasima@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1972
FAX番号 03-3403-8417
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