セミナー詳細

セミナー名 地方自治体職員のための
法令を読む技術・学ぶ技術

〜条例を読む・使う・作る心得を学ぶ〜
※平成30年度年間計画「地方自治体のための法令の読み方・考え方」はこちらの講座です
開催日時 平成30年5月31日(木)13:00〜16:30
平成30年6月1日(金)10:00〜16:00
講師 元衆議院法制局参事
吉田 利宏
会員参加料(税込) 31,320円
一般参加料(税込) 34,560円
ねらい ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 今日、社会環境の変化や住民の意識やニーズが多様化し、地方自治体職員への住民の目が厳しい時代となっています。地方自治体職員においては、行政に携わる者として、業務にかかわる法知識をしっかりと理解し、適切な業務を行うことが求められています。
 本講座では、「元法制局キャリアが教える法律を読む技術・学ぶ技術」の著者である元衆議院法制局参事吉田利宏氏を講師に迎え、政策条例化に必要な法令解釈能力・条例立案能力に役立つ法令の読み方・学び方を解説いたします。また、班別討議を行うことで、日頃の問題を解決し、より実務に活かせる知識とノウハウ取得の場といたします。
 尚、本講座は建設課、土木課、監理課、工務課、検査課など公共工事等の技術職ご担当者様、介護保険課、高齢保健福祉課、介護等の専門職に携わるご担当者様にもご参加いただける講座です。
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プログラム内容 〔5月31日(木) 13:00〜16:30〕

1.法令の基本を押さえる
  1)法令の漢字に慣れよう
  2)法令独特な用語に慣れよう
  3)私法と公法の区別

2.図解で理解する法令読解のテクニック
  1)法令を構造でとらえる
  2)目次を使う
  3)条文を図解的に理解する
  4)切り離しの手法を知る
  5)一般法と特別法との関係を知る
  <班別討議>

3.法令の種類や役割を知ろう
  1)国と自治体の行政機構
  2)「法令」と「法令みたいなもの」の違いを区別する
  3)法令同士の関係を知る
  4)法令を系統樹的に見る
  <班別討議>

4.法令の解釈を考える
  1)解釈は誰がするのか?
  2)法令用語の重要性
  3)目的規定の意味
  4)法律との関係の解釈
  5)よるべき基準
  <班別討議>


〔6月1日(金) 10:00〜16:00〕

5.「法令用語」をものにする
  1)条文の構造を見抜くための用語
  2)繰り返しを避けるための用語
  3)広がりを示す用語
  4)自治体行政でよく使う用語
  5)文末バリエーション
  <班別討議>

6.憲法・民法と自治体行政
  1)憲法の規定の本質
  2)民法の原則
  3)公契約、時効、相続と自治体
  <班別討議>

7.行政の特殊性と行政法の読み方
  1)行政庁って何?
  2)行政の特殊性って何だろう
  3)許可や認可の正体・取消しや無効
  4)行政救済の方法

8.法情報の捕まえ方
  1)電子六法を操る
  2)国立国会図書館のサイトを味方につける
  3)他の自治体の条例の探し方


※当日は、一部内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。

講師プロフィール 元衆議院法制局参事 吉田 利宏 氏
1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局。
15年に渡り、法律案や修正案の作成に参画。著述業の傍ら自治体の各種委員などを勤める。

【主な著書】 
『元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術(第3版)』
『〃 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方』(いずれもダイヤモンド社) など多数
対象 総務課、庶務課、法制課、法規課、文書課、
また議会事務局、監査委員事務局、水道・下水道局のマネージャー・担当者
建設課、土木課、監理課、工務課、検査課など公共工事等の技術職
介護保険等の高齢者関連、生活保護や児童・障害者支援等の専門職

※本講座は地方自治体職員ならびに議員のみを対象としております。
ご連絡 ※スマートフォン、タブレットをお持ちの方はご持参ください。
会場 日本経営協会専用セミナールーム
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8(セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
問合せ先 公務研修グループ
担当者 中川 大和(ひろかず)
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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