セミナー詳細

セミナー名 知的財産権の基礎知識と実務ポイント
開催日時 平成29年9月27日(水)10:00〜17:00
講師 みなほ特許事務所 所長弁理士
一級知的財産管理技能士    竹口 美穂
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 〜〜知っておきたい必須事項を初心者にもわかりやすく解説〜〜

 近年、企業の提供する製品やサービスがますます高度化、複雑化していく中にあって、自社の利益を確実に守っていくためには、その事業活動における知的財産を適切に管理し、活用していくことが欠かせません。しかしながら、知的財産をめぐる実務については専門性が高いことに加え、関連する法律をはじめ多くのことを学ぶ必要があり、市販の書籍等から独学で習得することは容易ではありません。
 そこで本セミナーでは、知的財産部門の担当者をはじめ、知的財産実務に携わる方が知っておきたい基本的な法律知識とその実務上のポイントについて、産業財産権を中心に判例や具体的な事例検討を交えながらわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.はじめに
 (1) 知的財産権とは何か。どのような種類があるか
 (2) 産業財産権とは何か。どのような種類があるか
 (3) 産業財産権がなくなる場合
 (4) 産業財産権を取得するまでのフロー(出願から権利化まで)
 (5) 産業財産権の取得するために必要な特許庁費用
 (6) 産業財産権の侵害への救済  など

2.特許権 −発明を保護する
 (1) 発明と特許
 (2) 特許権を取得するための手続き
  ・出願書類の内容
  ・事例検討:出願種類をチェックする視点
   −他社製品が侵害分かを判断する方法(審査対象がどのように決められるか?)
 (3) 発明が特許されるための要件(特許庁でどのような審査がなされるか)
 (4) 分割出願、変更出願、優先権主張出願とはどのようなものか
 (5) 他人から警告書を受け取ったときの措置
 (6) 特許権について留意すべき事項

3.実用新案権 −実体審査なく発生し技術を保護する
 (1) 考案と実用新案権
 (2) 実用新案権について留意すべき事項

4.商標権 −ブランドに宿る信用を保護する
 (1) 商標と商標権
 (2) 商標権を取得するための手続き
 (3) 商標登録要件と具体的不登録事由(特許庁でどのような審査がなされるか)
 (4) 商標権の取り消し
 (5) 商標と他の知的財産権との関係
 (6) 商標権について留意すべき事項

5.意匠権 −プロダクトデザインを保護する
 (1) 意匠と意匠権
 (2) 意匠権を取得するための手続き
 (3) 意匠権の登録要件(特許庁でどのような審査がなされるか)
 (4) 意匠権の弱点とその対策
  ・事例検討:関連意匠制度と部分意匠制度
 (5) 意匠権で機能的な形状を保護する
 (6) 意匠権の内容を秘密にする方法  など

6.著作権 −創作的な表現を保護する
 (1) 著作物と著作者
 (2) 著作者の権利とはどんなものか
 (3) 著作権の保護期間
 (4) 著作権の譲渡について
 (5) 事例検討:著作権の制限(私的使用のための複製、引用等)
 (6) 著作隣接権  など

7.知的財産権の管理

8.特許庁の無料調査ツール(J-PlatPat)の使い方
講師プロフィール 旧 松下電器産業株式会社知財部、株式会社カプコンの特許部門に勤務後、複数の特許事務所を経て
「みなほ特許事務所」を開設。
特許、実用新案、意匠、商標といった産業財産権に関する業務、著作権業務を行う。
ビジネス著作権講座の講師経験多数。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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