セミナー詳細

セミナー名 【病院・医療機関対象/新規開講】
今さら聞けない!
病院・医療機関のための労働時間管理をめぐる対応実務
〜労働時間管理の基本知識と労務リスク対策〜
開催日時 平成29年9月27日(水)13:00〜17:00
講師
特定社会保険労務士/トムズ・コンサルタント
 代表取締役社長 小宮 弘子 氏

会員参加料(税込) 22,680円
一般参加料(税込) 25,920円
他参加料 早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の
 講座について参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
 (ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい
 平成29年1月、労働時間の適正な把握のための使用者向けの新たなガイドラインが策定されました。医療機関においても例外ではありません。「労働時間の考え方」、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置」など労務管理体制の整備・見直しが喫緊の課題となります。
 しかしながら、病院・医療機関では医師や看護師をはじめとする様々な専門職が働く機関であるため、シフト勤務や入院病棟の交替勤務や研修医の処遇など、労働時間も勤務態様ごとに管理しなければならないのが現状です。
 本コースでは、使用者としての管理者とは、労働時間として把握すべき時間や管理方法の基本知識、サービス残業と言われないための時間外労働の取扱い、勤務シフトを作成する際の留意点、日常の就業管理の留意点など、医療現場で必須の労働時間管理のポイントについてわかりやすく解説いたします。

プログラム内容

0.労働時間管理をめぐる環境変化と労務リスク管理

 (1)労働時間法制の動向と労働基準監督署
 (2)事務管理者・現場管理者の役割
 (3)病院・医療機関の現状


1.間違いだらけの労働時間・休日・休暇等に関する基礎知識

 (1)労働時間とは
 (2)休日とは
 (3)休憩とは
 (4)休暇・休職・休業とは
 (5)その他


2.時間外労働と割増賃金の取扱いについて

 (1)時間外労働と36協定とは
 (2)特別条項付きの36協定とは
 (3)時間外労働等の割増賃金の算定方法
 (4)始業前時間や研修時間等は労働時間か?
 (5)“申し送り”はサービス残業と言えるか?
 (6)振替休日と代休との違いと割増賃金の計算
 (7)夜勤と宿直の違いとは


3.各種労働時間制度の概要と運用上の留意点

 (1)1ヶ月単位の変形労働時間制
   @よくある勤務シフトの不満とは
   A勤務シフトを組む際のチェックポイント
 (2)1年単位の変形労働時間制
 (3)事業場外みなし労働時間制
 (4)その他の労働時間制


4.その他労働時間等に関する運用上の留意点について

 (1)管理職や部門長に残業代は不要か?
 (2)年俸制の医師に残業代は不要か?
 (3)研修医に報酬、割増賃金は不要か?
 (4)人材定着に向けた計画的な年休を取得するために
 (5)今後の時間外労働の上限規制と医師の適用除外


5.まとめと質疑応答

※ 今後の労働時間法制の動向について

講師プロフィール
特定社会保険労務士/トムズ・コンサルタント
 代表取締役社長 小宮 弘子 氏
大手都市銀行本部および100%子会社で、人事総務部門を経験の後、平成15年にトムズ・コンサルタント鰍ノ入社。人事・労務問題のトラブル解決、諸規程、賃金・評価制度の改定をはじめ、社内制度全般のコンサルティングを中心に行う一方、クライアント先のメンタルヘルス・ハラスメント等の相談実績も多数。また、ビジネスセミナーでは社会保険や給与計算業務の講師実績も多数。

著 書-------------
「法律家のための年金・社会保険」(共著)「やってはいけない会社の人事」(共著)他。

対象
●法人役員、法人事務局長、総務部・課長
●病院長、事務長、総務部・課長
●診療部門、看護部門管理者

会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
問合せ先 東京本部 企画研修グループ
担当者 川島 武士
E-Mail kawasima@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1972
FAX番号 03-3403-8417
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