セミナー詳細

セミナー名 病院・医療機関における情報セキュリティへの対応策とシステム構築の留意点
開催日時 平成29年6月6日(火)10:00〜16:00
講師 プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料 ※同一企業(団体)から、同じ講座に2名様以上でご参加の場合は、1名様につき、2,160円
 割引いたします。
ねらい ●IT・情報システム担当者に必要な基本実務を学んでいただきます。
●IT・情報システム担当者がこれから取り組むべき課題への対処について、
 演習を含め、解説いたします。
プログラム内容 1. 健康・医療・介護を取り巻く情報システム環境の変化
 1.1 予防と健康管理サービスの増加
 1.2 健康寿命に重点を置いた予防施策と IT 化
 1.3 クラウド利用の促進
 1.4 ヘルスケアデータに対する IoT/ビッグデータの利活用
 1.5 AI がもたらすヘルスケアシステムへの影響
 1.6 ビッグデータ/IoT/AI のセキュリティリスクとは

2. 情報セキュリティに関する法律とガイドライン
 2.1 個人情報保護法と改正における医療情報へのインパクト
 2.2 マイナンバー制度の改正と医療分野への影響
 2.3 不正アクセス防止法
 2.4 三省四ガイドラインへの対応
 2.5 ISMS(ISO27001)認証の考え方

3. ISMS(ISO27001)とは
 3.1 ISMS とは
 3.2 情報セキュリティマネジメントシステムとは
 3.3 ISMS の要求事項
 3.4 セキュリティ管理策

4. 病院・医療機関が実施すべき情報セキュリティ
 4.1 情報セキュリティマネジメントシステムの構築
 4.2 情報の棚卸とラベル付
 4.3 安全管理に関する具体的な対応策
  4.3.1 基本方針と組織
  4.3.2 ドキュメントと教育・訓練
  4.3.3 物理的・環境的セキュリティ
  4.3.4 技術的セキュリティ

5. 病院・医療機関が構築する IT システムへのセキュリティ要求
 5.1 システム要件定義における三省四ガイドラインの適用
 5.2 個人情報保護法の遵守
 5.3 クラウドの選別
 5.4 アクセス制御と認証
 5.5 ログ管理の重要性
 5.6 暗号化への対応
 5.7 スマートデバイス対応
 5.8 運用体制

【演習】
各グループで、仮想医療機関のセキュリティリスクとマネジメントについて実習して頂きます。
予めチェックシートを利用し、その項目ごとのリスク評価に対する対応策をグループ内で
討議し、結果のまとめを発表して頂きます。

6. インシデント対応体制と CSIRT
 6.1 医療機関が実施すべきインシデント対応とは
 6.2 インシデント対応基本方針
 6.3 インシデント対応体制の作り方
 6.4 情報リスクマネジメントとインシデント対応
 6.5 インシデントが発生したら
 6.6 外部組織との連携
講師プロフィール プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之 氏
 北海道大学大学院修了後、富士通株式会社入社、その後米シスコシステムズ入社。
金融、製造など大企業の大規模・国際ネットワーク、国立大学等のキャンパスネットワーク、自治体ネット、キャリアのネットワークなどのネットワーク構築技術支援およびプロジェクトマネジメントを担当。
 その後、独立コンサルタントとして、大企業、中堅企業の危機管理、震災および新型インフルエンザのBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)、IT、情報セキュリティ、クラウド・リスクマネジメントなどのコンサルティング業務を実施。情報処理推進機構によるITスキル標準レベル6として、CIO/CRO/CSO代行業務。BCP講師としてNHKニュースに出演。
 雑誌記事投稿:日経コミュニケーション・日経BP、学会発表、シンポジウム発表など多数。
対象 ●事務長、情報セキュリティ担当の管理者・スタッフの方
●情報システム担当部門の管理者・スタッフの方
会場 一般社団法人日本経営協会 中部本部
名古屋市東区東桜1−13−3 NHK名古屋放送センタービル10階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 052-957-4172
会場FAX番号 052-952-7418
問合せ先 企画研修グループ
担当者 坂井 敏恭
電話番号 052-957-4172
FAX番号 052-952-7418
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