セミナー詳細

セミナー名 マイナンバー制度における企業の実務対応のすすめ方
開催日時 平成28年3月9日(水)10:00〜17:00
講師 山口労務コンサルタント事務所 所長
社会保険労務士・人事コンサルタント 山口 和夫 氏

会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい  マイナンバー法に基づく個人番号および法人番号は、平成28年1月から運用が本格的に開始され、机上でのシミュレーションのステージから具体的な実務対応を求められるステージへと動き始めました。企業には、マイナンバーの“収集”“保管・管理”“利用”から“廃棄”に至るまで様々な具体的な実務対応が求められています。また、情報漏洩には従業員個人だけでなく法人にも厳しい罰則が設けられているため、安全管理措置にも十分な対策を講じる必要があります。
 本セミナーでは、マイナンバーの収集・取得から廃棄に至るまでの企業の対応すべきことと個人番号取扱責任者及び事務取扱担当者が求められる実務について事例を交え具体的に解説いたします。また、個人番号にかかわる「源泉徴収票の作成」や「社会保険の資格取得の届出」等の業務フローについてもわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.「個人番号」取扱いに関する会社方針の決定
(1)「個人番号」「特定個人情報」の取扱いに関する会社方針の決定
(2)“インソーシング(社内処理)”か?“アウトソーシング(外部委託)”か?
(3) 既に、給与計算業務、社会保険業務、税務手続業務等を外部に委託している場合の注意点
(4) クラウドサービスについて

2.「マイナンバー」「特定個人情報」の取得、保管・管理、利用、廃棄の具体的対応
(1) 個人番号の取得前に行っておかなければならないこと
(2) 個人番号の取得の具体的な方法とポイント
(3) 本人確認の具体的な方法とポイント
(4) 個人番号特定個人情報の保管・管理の具体的な方法とポイント
(5) 個人番号、特定個人情報の利用について
(6) マイナンバーに関わる業務の洗い出し
(7) 個人番号の廃棄の具体的な方法とポイント

3.特定個人情報の取扱に関する規程、管理帳票他について【事例紹介】
(1)「就業規則」の見直し(雇用契約の変更)が必要
(2)「特定個人情報の適正な取扱いに関する基本方針」の策定
(3)「特定個人情報取扱規程」の策定
(4)「特定個人情報安全管理措置細則」の策定
(5)「個人情報取扱規程」の整備・策定(現在整備されていない場合)
(6)「労使協定」の締結
(7)「同意書」「処理記録簿」「個人番号台帳」等の管理帳票の作成

4.マイナンバーに関する業務フロー
(1) 業務フローによる手続きの明確化…我社の“業務フロー”を作る
(2) 社員入社時の個人番号収集の業務フローを作る
(3) 源泉徴収票の作成の業務フローを作る
(4) 社会保険の資格取得の届出の業務フロー
(5) 法定保存期間を経過した「個人番号」が付いた書類の廃棄手順の業務フロー

5.まとめ
(1) 平成28年1月から始まった手続
(2) 平成29年1月から始まる手続

※ 関係法令等の整備により、内容が変更される場合がありますので、予めご了承いただきますようお願い申しあげます。
講師プロフィール 山口労務コンサルタント事務所 所長
社会保険労務士・人事コンサルタント 山口 和夫 氏

名城大学理工学部・名古屋大学理学部研究科を経て、
昭和50年に音響製品・電子部分メーカー入社。
営業企画部、人事課、秘書課を経て、昭和59年退職。
同年、山口労務コンサルタント事務所を開設、現在に至る。
現在は多くの一般企業、学校法人、市役所、大学病院、社会福祉法人等で
経営人事・労務管理に関するコンサルティング業務で活躍中。
実践的かつ明快な実務指導には定評がある。
対象 人事・総務部門の方々 など
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 重藤
E-Mail sigefuji@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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