セミナー詳細

セミナー名 【医療事故調査制度にも対応】
医療機関におけるクレーム対応講座
〜知っておきたい法律知識とケーススタディによる対応力〜
開催日時 平成28年1月28日(木)14:00〜16:30
平成28年1月29日(金)09:30〜16:30
講師 仁邦法律事務所 所長  弁護士・医学博士  桑原 博道 氏
株式会社MCS 代表取締役/社会保険労務士法人MCS 特定社会保険労務士  森 義隆 氏
会員参加料(税込) 31,320円
一般参加料(税込) 41,040円
他参加料 医療従事者(病院職員)の方は、会員扱いとなります。
ねらい  近年は悪質なクレームの対応に苦慮するケースが増加しています。そして、医療関係者にとっては理不尽なクレームや暴言(恫喝や威圧)は大きなストレスとなり、病院経営に大きな影響を与える要因ともなっております。
 さらに平成27年10月から施行されている「医療事故調査制度」により、医療機関ではクレームへの対応方法がさらに重要な位置づけをされています。
 そこで本講座では1日目に弁護士(医療訴訟のスペシャリスト)から具体的なシーン別でのポイントと知識を、2日目には毎年好評な専門講師からクレームの見極めや対応の鉄則、そして組織全体での対応や体制づくりなど最新の事例を交え、その実践ノウハウを学びます。
 ぜひこの機会に関係者多数の方のご参加をお願い申しあげます。
プログラム内容 ◆1月28日(木)  14:00〜16:30  
『弁護士からみた医療現場のクレーム対応』
           仁邦法律事務所 所長 弁護士・医学博士 桑原 博道 氏

@実例からみたクレーム対応のポイント
   ・ 一般的なクレームとモンスター型のクレームの見分け方
   ・ 患者、家族あての手紙はどう書くべきか(関係構築編・関係切断編)
   ・ 「マスコミ関係者を知っている!」「弁護士にも相談した!」と言われたら
   ・ 「自宅に来て説明してくれ!」と言われたら
   ・ 「知人も同席させたい」と言われたら
   ・ 謝罪はすべきか、すべきでないか
   ・ 説明が変わると、何故いけないのか 【医療事故調査制度を意識した対応】
A知っておいた方が良い法的知識
   ・ 刑事事件に該当するクレームとは?
   ・ 損害賠償請求できるクレームとは?
   ・ 診療拒否はどんな場合に可能?
   ・ 入院患者の退去はどんな場合に可能?
   ・ 一院内ADRはどうやって行う?
   ・ 示談をしたいときに気を付けることは?
   ・ カルテ開示請求があったときに気を付けることは?

◆1月29日(金)  9:30〜16:30 
『クレーム対応の基本的理解と実践的なノウハウ』
    凱CS 代表取締役/社会保険労務士法人MCS 特定社会保険労務士
                            森 義隆 氏

 1.初期対応と悪質クレーマー
   ・ CS(患者満足)とは・・・立場を替えて考える
   ・ 悪質クレーマーのタイプとその特長、対応方法
 2.電話応対に見る初期対応と部下指導のポイント
   ・ 電話は掛け手側に優位性がある
 3.悪質クレーマー(ハードクレーマー)を見極める判断基準とは
   ・ 悪質クレーマーの行動類型
   ・ 常套句(決まり文句)
   ・ 悪質クレーム対応の実務と法律
 4.悪質クレーマー演習
   ・ 恫喝
   ・ 高学歴クレーマー
   ・ 軟禁された医師
 5.組織全体でクレームに対応する
   ・ クレーム対応は組織対応
 6.『コードイエロー時の対応策』
   ・ 院内体制と実践

講師プロフィール ◆桑原 博道 氏
【略歴】
 平成5年3月 明治大学法学部卒業、平成8年11月 司法試験合格、平成23年3月 順天堂大学大学
 院医学研究科卒業。専門分野は医療訴訟(医療側)、顧問業務(約70の医療関係機関と顧問契約
 を締結)、 教職としては、東邦大学医学部客員教授、順天堂大学医学部客員准教授、日本大学大
 学院法務研究科非常勤講師、東京都立青梅看護専門学校非常勤講師、横須賀市立看護専門学
 校非常勤講師、東邦大学佐倉専門学校非常勤講師等
【著作論文】
 Q&A「医療トラブル」対策ハンドブック(セルバ出版)、医療現場の個人情報保護Q&A(セルバ出版)、
 小児科医に関わる法律の解説(日本小児医事出版社)、知っておきたい日常診療にかかわる法律と制度
(執筆代表・企画、小児科臨床増刊号)、専門訴訟体系第1巻「医療訴訟」(執筆分担、青林書院)等。
 現在連載中としては、医療訴訟事例から学ぶ(日本外科学会雑誌)、医療訴訟の「そこが知りたい」
 (日経メディカル)、小児と医療トラブル(日本小児科医会会報)

◆森 義隆 氏
【略 歴】
 同志社大学法学部卒業後、朝日生命保険相互会社入社、本社企業保険管理部(企業年金)、営業
 責任者を経験、その後富士火災海上保険にて本社企画部、損害賠償部門責任者を経て、森労務管
 理事務所を設立。平成26年に凱CS 社会保険労務士法人MCSを設立、現在に至る。
 生損保時代には、生命保険講座、損害保険講座でそれぞれ協会長、社長表彰を受ける。
【資 格】
 特定社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー、キャリアコンサルタント、年金アドバイザー、認定生命
 保険士(生命保険外務大学終了)、損害保険特級代理店
【公 職】
 全国社会保険労務士会連合会常任理事、千葉県社会保険労務士会会長、千葉県労働審議会部会長代理 等
【講師】
社会保険大学校講師、市町村アカデミー講師
【顧 問 先】
 信用保証協会、病院、歯科医院を中心とした保健衛生業、芸能人事務所、学術団体、人材派遣会
 社、教育・研修業、医療関連出版社、製造、自動車部品メーカー、レストラン、運輸など50社
【病院関係研修実績】
 岡山済生会病院 野村病院、日本大学練馬光が丘病院、玉川病院、JA新潟中央会(病院事務長
 対象)、JA埼玉、横浜市立大学、千葉県小児医師学会、千葉県薬剤師会、東京臨床心理士会、順天堂大学付属病院浦安病院
【その他研修実績】
 総務省、厚生労働省、人事院、旧社会保険大学校、日本年金機構、東京都、福岡県、市町村アカデ
 ミー、全国社会保険労務士会連合会等クレーム対応研修(特にハードクレーム、悪質クレーム)の
 実績多数
対象 医療機関の理事長・院長・事務長・安全管理部門・管理部門の方々 他
申込み方法・その他ご案内 ・お申込み後、参加券と請求書をご送付いたします。不着の場合は必ず電話にてご確認ください。
・参加料は銀行振込にて1月25日(月)までにお支払ください。
・お申込み後のキャンセルは、開催3営業日前からは参加料の30%、開催当日は100%となります。
・昼食はご用意しておりません。各自でおとりください。
・宿泊は各自ご用意ください。
・参加者が少数、天災等の場合、中止、延期をさせていただく場合があります。ご了承ください。
会場 ホテルグランドヒル市ヶ谷 西館3階 「ペガサス」
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3268-0111
問合せ先 東京本部 コンベンショングループ
担当者 田ア 友彦
E-Mail moushikomi-sanko@noma.or.jp
電話番号 03-3403-8615
FAX番号 03-5413-4327
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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