セミナー詳細

セミナー名 広報実務の最前線 情報発信の方法から広報効果測定まで
開催日時 2016年3月3日(木)10:00〜16:00
講師 潟^カオ・アソシエイツ
代表取締役
高雄 宏政
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料 ※同一企業(団体)から、同じ講座に2名様以上でご参加の場合は、1名様につき、2,160円
 割引いたします。
ねらい 効果的なPR活動を行うためには、長期的な視点に立った戦略と多面的な戦術が必要です。
当セミナーでは、実際に企業が行ってきたさまざまな事例をもとに、広報計画の策定から情報
発信にあたっての心得、情報発信の方法、さらに広報効果の測定から危機管理に至るまで、
ベテランから新人まで広く広報担当者が理解し、知っておきたい最新の広報実務を解説いたします。
プログラム内容 1.広報計画の策定
 ⑴「広報は営業だ」に徹した全日本空輸のリレーションズ活動
 ⑵認知度向上プロジェクトを推進した帝人
 ⑶広報計画策定のためのプロセス
 ⑷課題抽出・課題の明確化に有効なマスコミサーベイと報道分析
 ⑸課題解決に向けた施策

2.情報発信の原則
 ⑴記者が取材したくなる企業とは
 ⑵シェアトップに導いたアサヒビールの“ストーリー広報”と“数字広報”
 ⑶情報力を発揮したバンダイ「∞プチプチ」のパブリシティ
 ⑷ニュース素材の条件とニュースリリースのチェックポイント
 ⑸ニュースリリース文章の原則

3.取材対応の心得
 ⑴メディアの特性と記事の違い
 ⑵出版社系週刊誌の編集体制と雑誌ジャーナリズムの変遷
 ⑶事前・取材時・事後における取材対応の原則
 ⑷企業イメージを形成するPI(プレジデント・アイデンティティ)
 ⑸知っておきたい記者が嫌うこと

4.情報発信の種類と機能
 ⑴情報発信手段と広報ツールのポジショニング
 ⑵パブリシティ効果やリレーションズ効果を発揮する「ニュースレター」
   ⑶業界担当記者が喜ぶバンダイの「手帳型ファクトブック」
 ⑷ロイヤルティの醸成に役立つと再認識されている「簡易型社史・年史」
 ⑸PRの原点「企業出版」のパブリシティ効果と第5の媒体としての機能
 ⑹広報セクションが担う「工場見学」や「体験学習」
 ⑺PRキャンペーンの希有な成功事例……伊藤園「お〜いお茶新俳句大賞」

5.報道分析と広報効果測定
 ⑴報道分析の目的と報道分析を行う基本スタンス
 ⑵単独主役記事と脇役参考記事の区分と論調判断の考え方
 ⑶記事内容の項目別分類と事業グループ部門の露出計測
 ⑷商品名・人名・トピックスの露出状況がわかる「アイテム抽出」
 ⑸記事件数とスペースにインプレッション効果を加えて算出する「露出指数」
 ⑹記事の論調にレピュテーション効果を加えて算出する「論調指標」
 ⑺記事を広告と見なした場合の料金を数値化した「広告料金値」
 ⑻露出指数、論調指標、広告料金値を3大要素とする「広報効果測定値ETAモデル」

6.危機管理の鉄則
 ⑴危機管理の3つの局面(平時・有事・事後)
 ⑵平時のリスク対策と社内リスクの抽出
 ⑶緊急時におけるリスクレベルの判断と対策
 ⑷記者会見を必要とする基準と記者会見での鉄則
 ⑸記者会見の失敗事例から学ぶトップに伝えておきたいこと
 ⑹ケーススタディから学ぶ緊急時の成功要因と失敗要因
 ⑺佐川急便の震災対応
講師プロフィール 1949年生まれ。73年同志社大学工学部卒。大正製薬、業界紙記者などを経て
78年に編集制作兼広報支援会社を設立。この間、「週刊ポスト」「プレジデント」
「SAPIO」「Men's EX」「フォーブス」などに連載記事を執筆する一方、企業の各種
広報ツールの制作や報道分析を手がけ、「PRアワードグランプリ スキル部門賞」や
「日本編集制作大賞 企業出版部門賞」を受賞するなど各方面から高く評価されている。

著書に「企業出版の研究」「リーダーの決断」「高度情報システム化時代」「危機管理の手引き」
「広報活動の手引き」、共著に「広報の仕掛人たち」「企業イメージと広報」「マーケティング
コミュニケーション大辞典」などがある。㈳日本パブリックリレーションズ協会理事、
㈳日本編集制作協会理事などを歴任。日本広報学会会員。
対象 ●広報ご担当者の方々
備考
会場 一般社団法人日本経営協会 中部本部
名古屋市東区東桜1−13−3 NHK名古屋放送センタービル10階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 052-957-4172
会場FAX番号 052-952-7418
問合せ先 企画研修グループ
担当者 坂井 敏恭
電話番号 052-957-4172
FAX番号 052-952-7418
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