セミナー詳細

セミナー名 広報実務の最前線 情報発信の方法から広報効果測定まで
開催日時 平成27年11月27日(金)10:00〜17:00
講師 潟^カオ・アソシエイツ 代表取締役
高雄 宏政 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料 早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の
 講座について参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
 (ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい  効果的なPR活動を行うためには、長期的な視点に立った戦略と多面的な戦術が必要です。
 当セミナーでは、実際に企業が行ってきたさまざまな事例をもとに、広報計画の策定から情報発信にあたっての心得、情報発信の方法、さらに広報効果の測定から危機管理に至るまで、ベテランから新人まで広く広報担当者が理解し、知っておきたい最新の広報実務を解説いたします。
プログラム内容  1.広報計画の策定
  (1)「広報は営業だ」に徹した全日本空輸のリレーションズ活動
  (2)認知度向上プロジェクトを推進した帝人
  (3)広報計画策定のためのプロセス
  (4)課題抽出・課題の明確化に有効なマスコミサーベイと報道分析
  (5)課題解決に向けた施策

 2.情報発信の原則
  (1)記者が取材したくなる企業とは
  (2)シェアトップに導いたアサヒビールの“ストーリー広報”と“数字広報”
  (3)情報力を発揮したバンダイ「∞プチプチ」のパブリシティ
  (4)ニュース素材の条件とニュースリリースのチェックポイント
  (5)ニュースリリース文章の原則

 3.取材対応の心得
  (1)メディアの特性と記事の違い
  (2)出版社系週刊誌の編集体制と雑誌ジャーナリズムの変遷
  (3)事前・取材時・事後における取材対応の原則
  (4)企業イメージを形成するPI
     (プレジデント・アイデンティティ)
  (5)知っておきたい記者が嫌うこと
 4.情報発信の種類と機能
  (1)情報発信手段と広報ツールのポジショニング
  (2)パブリシティ効果やリレーションズ効果を発揮する「ニュースレター」
  (3)業界担当記者が喜ぶバンダイの「手帳型ファクトブック」
  (4)ロイヤルティの醸成に役立つと再認識されている「簡易型社史・年史」
  (5)PRの原点「企業出版」のパブリシティ効果と第5の媒体としての機能
  (6)広報セクションが担う「工場見学」や「体験学習」
  (7)PRキャンペーンの希有な成功事例……伊藤園「お〜いお茶新俳句大賞」

 5.報道分析と広報効果測定
  (1)報道分析の目的と報道分析を行う基本スタンス
  (2)単独主役記事と脇役参考記事の区分と論調判断の考え方
  (3)記事内容の項目別分類と事業グループ部門の露出計測
  (4)商品名・人名・トピックスの露出状況がわかる「アイテム抽出」
  (5)記事件数とスペースにインプレッション効果を加えて算出する「露出指数」
  (6)記事の論調にレピュテーション効果を加えて算出する「論調指標」
  (7)記事を広告と見なした場合の料金を数値化した「広告料金値」
  (8)露出指数、論調指標、広告料金値を3大要素とする
     「広報効果測定値ETAモデル」

 6.危機管理の鉄則
  (1)危機管理の3つの局面(平時・有事・事後)
  (2)平時のリスク対策と社内リスクの抽出
  (3)緊急時おけるリスクレベルの判断と対策
  (4)記者会見を必要とする基準と記者会見での鉄則
  (5)記者会見の失敗事例から学ぶトップに伝えておきたいこと
  (6)ケーススタディから学ぶ緊急時の成功要因と失敗要因
  (7)佐川急便の震災対応

講師プロフィール 潟^カオ・アソシエイツ 代表取締役社長
広報コンサルタント、経済ジャーナリスト  高雄 宏政 氏

1949年生まれ。73年同志社大学工学部卒。
大正製薬、業界紙などを経て78年に編集制作兼広報支援会社を設立。
この間、「週刊ポスト」「プレジデント」「SAPIO」「Men's EX」「フォーブス」などに
連載記事を執筆する一方、企業の各種広報ツールの制作や報道分析を手がけ、
「PRアワードグランプリ スキル部門賞」や「日本編集制作大賞 企業出版部門賞」を
受賞するなど各方面から高く評価されている。

著書・共著---------------
「広報が会社を強くする」「企業出版の研究」「リーダーの決断」「高度情報システム化時代」、
「危機管理の手引き」「広報活動の手引き」
共著に「広報の仕掛人たち」「企業イメージと広報」
「マーケティングコミュニケーション大辞典」などがある。

(社)日本パブリックリレーションズ協会理事、㈳日本編集制作協会理事などを歴任。
日本広報学会会員。

対象 広報ご担当者の方々
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 内田 貴子
E-Mail uchida@noma.or.jp
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