セミナー詳細

セミナー名 【医療機関向け】
医療事故における事業者の法的責任と対応セミナー

〜法的リスクマネジメントのための基本知識とポイント解説〜
開催日時 平成27年7月2日(木)13:00〜17:00
講師 湊総合法律事務所
弁護士 太田 善大 氏
会員参加料(税込) 22,680円
一般参加料(税込) 25,920円
他参加料 ※早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座に
 ついて、参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします(ただし、同時にお申込みの場合に限ります)
ねらい  医療安全の取り組みが積極的に行われているにもかかわらず、医療事故の民事訴訟件数は年々増加し、患者側の勝訴率も増加傾向にあります。その背景として、患者側の権利意識の変化もさることながら、診療行為の注意義務違反をめぐる考え方(過失論)の変化もあります。
 一方、国会では死亡事故に関する「医療安全調査委員会」の法制化の議論がすすんでおり、現場では委縮医療を懸念する声も聞かれます。事業者においては、その法的責任のあり方について正しく理解し、患者側への説明のしかたや事故の対応方針などについても再点検することが必要ではないでしょうか。
 本セミナーでは、最近の事例や動向を踏まえながら、医療事故をめぐる法律知識の基礎を学び法的責任の視点から予防策、事故後の対応、善後策までの具体的な論点までを解説・指導いたします。また、ケース別事例研究を交えて参加者の理解を深めていただきます。
プログラム内容 1.医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会の概要

2.医療事故と法的責任

  (1) 3つの責任
  (2) 民事責任追及の流れ(カルテ開示、証拠保全、民事訴訟)
  (3) 医師賠償責任保険
  (4) 無過失補償制度

3.医療事故ケーススタディ
  (1) 診療科別ケーススタディ
  (2) コ・メディカル別法的責任と対応策
  (3) 事例研究でわかる予防策・善後策
  (4) 根本的な原因の分析から再発防止策へ
     WHO?(誰が)ではなく、WHY?(なぜ起きたか)を考える

4.インフォームド・コンセントの重要性について
  (1) インフォームド・コンセントの目的
  (2) インフォームド・コンセントの定義
  (3) インフォームド・コンセントの態度・姿勢
  (4) インフォームド・コンセントのガイドラインの作成・見直し
  (5) 円滑なコミュニケーションのために

5.不当要求、ハード・クレイマーへの対応ポイント
  (1) 具体的な準備と初動対応
  (2) 不当要求、ハード・クレイマーの事例
  (3) 対応方法あれこれ
  (4) 職員の安全・安心のために

6.まとめと質疑応答
  −医療紛争を予防・回避するために−

講師プロフィール 湊総合法律事務所
弁護士 太田 善大(おおた・よしひろ) 氏

慶應義塾大学法学部法律学科卒業。平成15年11月司法試験合格。平成17年10月東京弁護士会弁護士登録。平成18年1月湊総合法律事務所入所。湊総合法律事務所アソシエイト。

医療機関、老人福祉施設、外食産業等の顧問先を担当しており、企業法務を主な業務分野とするほか、家事事件、刑事事件など個人クライアントの法律実務を行う。
対象 ●理事長、院長、事務長
●総務、医事、医療安全管理ご担当者
●医療、看護従事者の方々
会場 一般社団法人日本経営協会 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
問合せ先 企画研修グループ
担当者 中川 大和(なかがわ・ひろかず)
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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