セミナー詳細

セミナー名 【医療機関向けセミナー】
医療事故における事業者の法的責任と対応セミナー
開催日時 平成27年6月20日(土)13:30〜16:30
講師 アンサー法律事務所所長 弁護士 永井 幸寿 氏
会員参加料(税込) 21,600円
一般参加料(税込) 23,760円
ねらい  医療事故の民事訴訟の件数は年々増加しており、患者側の勝訴率も増加傾向にあります。その背景としては、患者側の権利意識の変化もさることながら、診療行為の注意義務違反をめぐる考え方(過失論)の変化もあります。
 医療機関としては「いかなる場合に法的責任が問われるのか」を正しく理解し、患者への説明のしかたや事故発生時の対応方針に活かしていくことが求められます。また、本年10月には医療安全調査委員会の新制度が施行されるため、「どのような点が変更になるか」についても併せて理解しておく必要があります。
 本講座では、“医療事故に関して知っておくべき法律上の論点”をひとつひとつ取り上げながら、解説を加えてまいります。「本テーマを基礎からひと通り学びたい」という方々のご参加をおすすめいたします。
プログラム内容 第1 医療事故の責任と対応
1 医療事故の数
2 医療事故の法的責任
  ・医療機関の開設者
  ・医療従事者
3 診療行為の法的性格〜トラブルの原因は何か
4 過失
  ・判断基準と裁判例
  ・患者側勝訴率上昇の背景
5 医師の裁量
6 患者の権利
  ・自己決定権
  ・インフォームドコンセント
7 因果関係
8 損害
9 手続
  ・弁論手続き
  ・証拠保全
10 事故発生後の対応
  ・事故の調査、原因の検討、記録
  ・患者への報告
  ・責任の判断、処分

第2 医療事故調査委員会
1 本年10月の新制度施行
2 事故調査について何が変わるか

《質疑応答》
講師プロフィール アンサー法律事務所所長 弁護士 永井 幸寿 氏
1979年 早稲田大学法学部卒業。
1987年 司法試験合格
1999年 阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長
2002年 兵庫県弁護士会副会長
2007年 日本弁護士連合会災害復興支援委員会委員長
2008年 日本災害復興学会理事
2011年 日本弁護士連合会東日本大震災及び原子力発電所事故等対策本部副本部長
(現在)
・関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員
・NPO法人災害看護支援機構監事
・アンサー法律事務所所長
対象 ・院長、事務長
・総務、医事、医療安全管理ご担当者
・医療、看護従事者などの方々
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 浅川
E-Mail asakawa@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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