セミナー詳細

セミナー名 海外取引における経理処理の基礎実務
開催日時 平成27年5月27日(水)10:00〜17:00
講師 佐和公認会計士事務所 代表
ASA IFRS サービス株式会社 顧問 佐和 周 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 海外取引における経理業務は広範かつ複雑であるために体系的に理解したうえで、各種取引の経理処理を行うことが重要となります。
本セミナーでは、海外取引における必須の基礎知識を解説したうえで、会計や法人税のみならず、消費税や源泉所得税といった税目も含めて、海外企業との各種取引の経理処理のポイントを身につけていただきます。また、海外取引に関係する税務調査についても、実際の調査の流れから対応時のポイントまで、最近の動向を踏まえながら解説いたします。
プログラム内容 T.海外取引の経理処理入門
 1.会計と税務の違い
 2.海外取引のわかりやすい分類
 3.会計基準・税法の適用関係
 4.租税条約とは
 5.海外取引の消費税の基礎

U.輸出入取引の経理実務
 1.輸出入取引の経理処理ポイント
 2.外貨建取引や外貨建資産等の会計・税務上の換算方法
 3.為替リスクのヘッジに関連する会計・税務処理
 4.輸出入取引の消費税ポイント―輸出免税の仕組みと輸入消費税の仕組み

V.海外との無形資産取引の経理実務
 1.そもそも無形資産とは
 2.無形資産取引の経理処理ポイント
 3.無形資産取引の消費税ポイント
 4.受取ロイヤルティが海外で課税されたらどうするか−外国税額控除の基礎
 5.源泉徴収の基礎とロイヤルティ支払いの際の源泉徴収の判断

W.海外との役務提供取引の経理実務
 1.役務提供取引の経理処理ポイント
 2.役務提供取引の消費税のポイント
 3.海外で課税された場合の外国税額控除
 4.役務提供対価支払いの際の源泉徴収の判断

X.海外での資金運用取引の経理実務
 1.受取配当金の経理処理ポイント
 2.受取利息の経理処理ポイント
 3.資金運用取引の消費税のポイント
 4.海外で課税された場合の外国税額控除

Y.海外取引がある場合の税務調査対応のポイント
 1.移転価格税制とは
 2.タックス・ヘイブン対策税制とは
 3.税務調査の実績−平均的な追徴税額
 4.税務調査で狙われる国際税務のポイント−最近の税務調査の傾向
 5.実際の税務調査の流れ−税務調査の通知から修正申告または更正まで
 6.税務調査対応のポイント
講師プロフィール 佐和公認会計士事務所 代表
ASA IFRS サービス株式会社 顧問
公認会計士、税理士 佐和 周 氏

1999 年東京大学経済学部卒業、朝日監査法人 (現有限責任 あずさ監査法人) に入所。 2008 年英国ケンブリッジ大学 経営大学院首席修了 (MBA)。2009 年 KPMG税理士法人に転籍。2011 年佐和公認会計士事務所を開設。国際税務やIFRS に係るアドバイザリー業務等に従事。関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 非常勤講師。
主要著書に、「これだけは押さえておこう国際税務のよくあるケース 50」、「海外進出・展開・撤退の会計・税務 Q&A」、「海外進出企業の税務調査対策チェックリスト」、「海外進出企業の資金・為替管理 Q&A:調達から投資・回収・還元まで」、「アジア進出・展開・撤退の税務」(中央経済社)等。その他、月刊『国際税務』など雑誌への寄稿多数。
持参物 ※電卓をご持参ください。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 重藤
E-Mail sigefuji@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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