セミナー詳細

セミナー名 BCP監査の視点と具体的手法
開催日時 平成27年3月10日(火)10:00〜17:00
講師 プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料 複割について
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
ねらい  東日本大震災以前と比較し、震災に関する企業の危機管理、BCP(事業継続計画)策定の状況は、充実してきていると言われています。しかし実際には、備蓄品の整備やITに関する災害復旧機能などハード面の構築が進んでいる一方、本来のBCM(事業継続マネジメント・システム)としてのソフト面に不十分な部分が多いことも指摘されています。明日にでも首都直下地震や南海トラフ地震が起ころうとしている現在、本質的にいかに役立つBCP(事業継続計画)が自社で構築されているのか、監査によって定期的にその課題や改善事項を把握しておくことが不可欠といえます。
 本セミナーでは、内部監査部門として、BCP監査をどのような視点で捉え、どのようにチェックし、どう評価すべきかの基本を理解し、演習とディスカッションを通じて応用力を身に付けて頂きます。
プログラム内容  1.企業活動における事業継続計画(BCP)の位置付けと内部監査の役割
   1) リスクマネジメントにおける危機管理とBCP
   2) マネジメント・システムの基礎
   3) BCP策定に求められる要素
   4) 内部監査の役割
 2.BCP監査に向けた基礎知識T:事業影響度分析(BIA)
   1) 事業影響度分析の実施方法
   2) 事業影響度分析の実施例
   3) 事業影響度分析の経営的視点
   【演習1】:事業影響度分析
   ※チームで事業影響度分析を行います。

 3.BCP監査に向けた基礎知識U:BCP活動の本質
   1) 活動〜72時間のポイント
   2) BCP活動における情報管理
   3) BCPのレベルアップ
   4) BCPのポイント
 4.BCP監査の具体的手法
   1) BCP監査の目的
   2) BCMS(ISO022301)と内部監査
   3) 監査のガイドライン:ISO19011
   4) BCP監査体制
   5) BCP監査に必要な力量
   6) BCP監査の計画とスケジュール
   7) BCP監査チェックリスト
   8) 情報収集とインタビュー
   9) BCP監査の報告
 5.BCP監査と経営的視点
   1) BCP訓練の重要性
   2) BCPレベルアップ
   3) 外部組織との連携に関する評価
   【演習2】:内部監査演習
   ※チームに割り当てられたBCPに対し評価を行います。

 6.BCP監査の課題
   1) 社員の労務管理
   2) 対策本部担当社員と安全衛生
   3) 経営陣の理解と方針
講師プロフィール プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之 氏
 北海道大学大学院修了後、富士通株式会社入社、その後米シスコシステムズ入社。
金融、製造など大企業の大規模・国際ネットワーク、国立大学等のキャンパスネットワーク、自治体ネット、キャリアのネットワークなどのネットワーク構築技術支援およびプロジェクトマネジメントを担当。
 その後、独立コンサルタントとして、大企業、中堅企業の危機管理、震災および新型インフルエンザのBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)、IT、情報セキュリティ、クラウド・リスクマネジメントなどのコンサルティング業務を実施。情報処理推進機構によるITスキル標準レベル6として、CIO/CRO/CSO代行業務。BCP講師としてNHKニュースに出演。
 雑誌記事投稿:日経コミュニケーション・日経BP、学会発表、シンポジウム発表など多数。
対象 内部監査部門の方、
経営企画部門・リスク管理部門の方
情報システム部門の方
会場 一般社団法人日本経営協会 中部本部
名古屋市東区東桜1−13−3 NHK名古屋放送センタービル10階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 052-957-4172
会場FAX番号 052-952-7418
問合せ先 企画研修グループ
担当者 坂井 敏恭
E-Mail sakai@noma.or.jp
電話番号 052-957-4172
FAX番号 052-952-7418
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