セミナー名 | 医療事故・介護事故における事業者の法的責任と対応セミナー |
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開催日時 | 平成26年6月5日(木)13:00〜17:00 |
講師 | アンサー法律事務所所長 弁護士 永井 幸寿 氏 |
会員参加料(税込) | 22,680円 |
一般参加料(税込) | 25,920円 |
ねらい | 医療事故の民事訴訟の件数は年々増加しており、患者側の勝訴率も増加傾向にあります。その背景としては、患者側の権利意識の変化もさることながら、診療行為の注意義務違反をめぐる考え方(過失論)の変化もあります。 一方、国会では死亡事故に関する「医療安全調査委員会」の法制化の議論がすすんでおり、現場では委縮医療が引き起こされるのではないかと懸念する声も聞かれます。事業者においてはこの機会に、その法的責任のあり方について正しく理解し、患者側への説明のしかたや事故の対応方針などについても再点検することが必要ではないでしょうか。 本講座では、最近の事例や動向を踏まえながら、医療事故をめぐる法律知識の基礎から具体的な論点までを解説いたします。またセミナーの後半では、介護サービスにおける介護事故(転倒・誤嚥等)について、過失の内容を裁判事例を踏まえてご説明し、その予防と事故発生時の対応についてポイントを解説いたします。 |
プログラム内容 | 第1 医療事故の責任 1 医療事故の法的責任 2 診療行為の法的性格〜トラブルの原因は何か 3 過失 ・判断基準と裁判例 ・患者側勝訴率上昇の背景 4 医師の裁量 5 患者の権利 6 因果関係 7 裁判の手続 8 事故発生後の対応 9 今後の動向について 〜医療安全調査委員会のあり方と対応 第2 介護事故の責任 1 介護事故の法的責任 2 介護サービスの法的性格〜トラブルの原因は何か 3 過失 4 裁判例からみる事故(転倒、誤嚥など) 5 事故の予防 6 事故発生後の対応 《質疑応答》 |
講師プロフィール | アンサー法律事務所所長 弁護士 永井 幸寿 氏 1979年 早稲田大学法学部卒業。 1987年 司法試験合格 1999年 阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長 2002年 兵庫県弁護士会副会長 2007年 日本弁護士連合会災害復興支援委員会委員長 2008年 日本災害復興学会理事 2011年 日本弁護士連合会東日本大震災及び原子力発電所事故等対策本部副本部長 (現在) ・関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員 ・NPO法人災害看護支援機構監事 ・アンサー法律事務所所長 |
対象 | ・院長、事務長 ・総務、医事、医療安全管理ご担当者 ・医療、看護、介護従事者などの方々 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 浅川 |
asakawa@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |