セミナー詳細

セミナー名 病院・医療機関のための人事労務管理・トラブルへの対応
開催日時 平成26年06月19日(木)10:00〜16:30
講師 石嵜・山中総合法律事務所 弁護士  
山口 毅 氏

会員参加料(税込) 30,240円
一般参加料(税込) 35,640円
他参加料 ※早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の講座について
 参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、参加料を1名あたり2,160円(税込)
 割引いたします。(ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい ◆◆労務管理の基本から最近のトピックスへの対応策を学びます◆◆
 労働3法は、医療法や健康保険法と同様に遵守しなければならない法律です。
最近、長時間労働によるストレスや職員の定着率の低下をはじめとして、病院・医療の現場における人事・労務管理上の問題が顕著となっております。
これらはサービスの質的低下や職員の離職につながりかねず、病院長をはじめ事務長並びに各診療科部長、人事・労務ご担当の方におかれましては、日頃から十分な知識を身につけると共に、万一のトラブルの際には迅速かつ的確に対応することが求められます。

 本セミナーでは、病院・医療機関における人事・労務管理の基本知識からトラブルが起こった時の解決策までを法令・判例を交えて経験豊富な弁護士により解説・指導いたします。

プログラム内容
1.病院・医療機関における人事労務管理の必要性

 (1)病院・医療機関における人事労務の特殊性
 (2)病院・医療機関で多い人事労務トラブルとは
 (3)職員、有資格者を定着させるには
    〜質の高いサービスを提供するために〜

2.労働時間に関する問題

 (1)就業規則の始業終業時間と、労基法上の労働時間との違いは
 (2)仮眠時間は労働時間か休憩時間か
 (3)自宅での呼出待機は労働時間か
 (4)始業時間前の出勤、着替えは労働時間か
 (5)休日出勤は、労基法上の休日労働か
 (6)36協定はどのような内容で締結すべきか
 (7)変形労働時間制において、一度決めたシフトを変更することができるか
 (8)管理監督者の判断基準とは

3.時間外労働・割増賃金に関する問題

 (1)割増賃金の計算方法とは
 (2)割増賃金の計算に算入しなければならない手当とは
 (3)1分単位で割増賃金は支払わなければならないのか
 (4)割増賃金を支払っていないことによるリスクとは
 (5)振替休日、代休により割増賃金を払う必要はなくなるか
 (6)割増賃金を定額で支払うことはできるか
 (7)5割以上の割増賃金を支払わなければならない時間外労働とは
 (8)労働基準監督署への対応はどのようにすればよいのか

4.問題のある職員に関する問題

 (1)能力が不足している、勤務能力が劣っている職員への対応は
 (2)時間外労働命令、休日労働命令に従わない職員への対応は
 (3)職場規律(身だしなみ、勤怠)に違反する職員への対応は
 (4)私生活上、問題がある職員への対応は
 (5)他人に対して攻撃的な言動をする職員への対応は(ハラスメント問題)
 (6)職場のことをインターネットに書き込んでいる職員への対応は
 (7)精神的な病気を抱える職員への対応は
 (8)問題のある非正規職員への対応は

5.トラブルが発生した時の解決手段

 (1)職員個人とのトラブルを解決する手段
 (2)労働組合とのトラブルを解決する手段

6.質疑応答

講師プロフィール 石嵜・山中総合法律事務所 弁護士   
山口 毅 氏

東洋大学法学部卒業後、2001年司法試験合格。
2003年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。
大東文化大学法学研究所講師(2011年から)。
主に人事労務(個別的労使紛争、団体的労使紛争、労働災害)を中心と
する企業法務を手がけているほか、企業内研修の講師も行なっている。

【著 書】-----------
「労使紛争リスク回避のポイント」(労働調査会)他多数

対象 院長、事務長、各診療科部長、看護部長、
病院経営スタッフ、人事・労務管理担当者
会場 東京本部
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
問合せ先 企画研修G
担当者 川島 武士
E-Mail kawasima@noma.or.jp
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