セミナー詳細

セミナー名 問題社員に対する実務対応コース
開催日時 平成26年7月17日(木)10:00〜16:00
講師 石嵜法律事務所 弁護士
橋村 佳宏 氏

会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
他参加料 早割・複割について【最大4,320円割引】
・早割(早期申込割引)お申込みされた講座のうち、開催日がお申込み日より2ヵ月以上先の
 講座について参加料を1講座1名あたり2,160円(税込)割引させていただきます。
・複割(複数申込割引)複数講座並びに1講座に複数名のお申込みで、
 参加料を1名あたり2,160円(税込)割引いたします。
 (ただし、同時にお申込みの場合に限ります。)
ねらい  人事・労務担当者にとって、『問題社員』への対処は非常に神経をすりへらす難しい業務です。
能力不足者、勤務態度不良、私傷病により業務に影響がある、また私生活上のトラブルを抱える、企業秩序を乱す社員等、その対応の基本となる法律を理解し、トラブル防止のための実務対応策・就業規則整備にも取り組む必要があります。
 本セミナーでは、「実務対応の注意点、トラブル防止のための事前準備、就業規則の見直しポイント」等について、解説・指導いたします。

参加者の声
・実例などあげて頂いたので、非常にわかり易かった。
・解雇の判断基準が印象に残った。
・問題となる事実とその改善・指導が必要であることを改めて感じた。
・新卒入社の能力不足社員の対応策についてもっと聞きたかった。
・安全配慮義務に対する企業側の対応がいかに大事かということが良くわかった。

プログラム内容 1.経営環境が変わり人事制度が変わった

2.経営環境が変化する中での使用者の責任

3.人事権の取得根拠と当該命令の有効性

4.能力不足者に対する実務対応策  (1)採用の形態によって異なる対応策
 (2)賃金切り下げ、降格、配転、解雇による対応
 (3)実務対応の注意点と事前準備の内容
 (4)派遣労働者の交替、途中解約

5.勤務態度不良の社員に対する実務対応策
 (1)“ 不良” の形態別対応
 (2)懲戒、配転、解雇による対応
 (3)実務対応の注意点と事前準備の内容

6.私傷病により業務に影響がある社員に対する実務対応策
 (1)身体的故障の場合
 (2)精神的故障の場合
 (3)配転、賃金切り下げ、休職、解雇による対応
 (4)実務対応の注意点と事前準備の内容

7.私生活上の問題により業務に影響がある社員に対する実務対応策
 (1)私生活の乱れの形態
 (2)配転、解雇による対応
 (3)実務対応の注意点と事前準備の内容
 (4)軽作業への配置換え、業務を与えない(自宅待機を含む)等の会社対応策の 是非

8.企業秩序に違反する社員等に対する実務対応策
 (1)セクハラ・パワハラを行う社員
  @セクハラ(セクシャルハラスメント)とは
   ・職場において行われる
   ・性的な言動による
   ・被害の発生
  Aパワハラ(パワーハラスメント)とは
 (2)その他の問題社員に対する実務対応
  @経歴を詐称している社員
  A業務命令を拒否する社員
  Bつきまとい行為をする社員
  C横領・背任行為をした社員
  D企業秘密を漏洩した社員(内部告発との関係)
  E二重就職などの副業をする社員
  F企業外非行(飲酒運転、痴漢等)を起こした社員
  G服装・髪に関する規定に違反する社員
  H不利益変更に既得権を主張する社員
  I退職時に有給休暇を一括請求する社員

講師プロフィール 石嵜法律事務所 弁護士
橋村 佳宏 氏

2001年 早稲田大学政治経済学部卒業。
2003年 早稲田大学大学院修士課程修了。司法試験合格。
2005年 司法修習修了(58 期)。 弁護士登録(第一東京弁護士会)。
石嵜信憲法律事務所入所。

著 書----------------
『労働時間規制の法律実務』(中央経済社・共著)、
『職場の労務トラブル解決ガイド』(「ビジネス法務」2006年6月号)、
『職場の法律相談』(「社内広報情報源」日本経団連社内広報センター
『賃金規制・決定の法律実務』(中央経済社・共著)、
『有期労働契約をめぐる個別論点整理と実務対応』(日本法令・共著)
人事労務を専門分野とし、個別労使紛争、集団労使紛争、個々の法律相談、
実務指導から、訴訟、団体交渉を含む労働組合対応に至るまで、企業の幅広い
ニーズに応えている。現場を重視し、実務感覚の伴ったリーガルサービスを提供
することを心がけている。

対象 経営者、人事労務総務担当役員
人事労務・総務庶務担当者・責任者
現場の管理・監督者
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 内田 貴子
E-Mail uchida@noma.or.jp
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